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■ディスカバリー・シリーズ1のディーゼル車(300Tdi)のP/Sベーンポンプの話

もともと、ディスカバリー・シリーズ1(92〜98年)はディーゼル車の人気が高く、レイブリックのお客様でもおよそ3〜4割はTdi(ディーゼルのグレード名)のユーザーでした。ランニングコストの面からも中古車としての人気は高く、ガソリン車を凌ぐ店頭価格で取引されていた頃もありました。
平成14年10月から、中部地方もNOX規制の特定地域に入ってしまい、それまで大事に乗り続けていらっしゃったユーザーの方もやむを得ず代替に追い込まれているのが現状です。最近ではディーゼル車のお客様はメッキリ減りました。

ディーゼル車のうちの95年モデル以降のパワーステアリング・ベーンポンプの不具合が多く、軸の部分が内部で破損してしまい、最悪のケースは走行中にプーリーごとエンジンルーム内に高速で回転しながら脱落して周辺の部品を破壊してしまいます。軸がポンプ内の奥のほうで切断してしまった場合は、見た目は一見なにも起きていないように見えるがポンプは回っておらず、いわゆるオモステになってしまいます。
写真のポンプも同様に軸が内部で折れ、手前に飛び出てきている症状です。軸部分の茶色に変色しているところが飛び出ている部分です。
こうなると当然アッセンブリ交換になるわけです。この部品、当初58,000円でした。トラブルが相次いで出ていた頃にはメーカーも責任を感じたのか、対策品として品番も変わり値段も2万円代にドロップしていました。ディーゼル車の減少とともに気がつくとこの『対策品』はなくなり、もとの値段に戻っていました。
今日、あるお客様のポンプが壊れ、交換のために部品を取り寄せました。すると、定価がなんと95,000円に跳ね上がっていたのです。ビックリです!


PSポンプ