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一般的なフットブレーキのシステムには踏力を補助する倍力装置としてバキュームアドバンサーが使われている。エンジンの吸気側の負圧を利用してブレーキペダルを踏む力を補助する役目だ。そのシステムの上にABS(アンチロックブレーキシステム)が追加される。ABSは雪道などの滑りやすい路面でブレーキを強く踏んだときに車輪のロックをコントロールする機構だ。電磁ポンプを使って制動中の加圧されたブレーキ回路内の圧力を抜くのだ。

クラッシック時代から、レンジローバーのブレーキシステムは先に説明したバキュームアドバンサーがない!ではどうやって踏力の補助をしているのかというと、ABSポンプを使っているのだ。本来圧力を抜くためのポンプを逆回転させて圧力を発生させるのだ。ブレーキペダルを踏むとペダルに取り付けられたスイッチが感知してポンプが回転して圧力を発生させてブレーキを作動させるのだ。この回路内にアキュームレーターという部品がある。アキュームレーターの目的はポンプで発生した圧力の脈動を抑えることと、ポンプで発生された圧力を一時的に貯めておくこと。

467234f4.JPG今日はこのアキュームレーターを交換した。(黄色のラベルが貼られた丸い部品)
アキュームレーターは消耗品だ。機能が低下すると圧力を蓄えられなくなってくる。最悪のケースでは必要なときに必要な圧力が得られなくなる。つまりブレーキの効きに関わってくる。
もうひとつの問題は、圧力を蓄えられないためにポンプの稼動率があがり寿命を縮めることになる。ポンプが壊れてしまった場合は大変危険なことになる!ブレーキの踏力の補助がなされないどころか、回らないポンプが抵抗になってブレーキがほとんど効かなくなってしまうのだ。

ということで早めの交換が望ましいのだが、交換時期の目安はイグニションONの状態でブレーキを踏んでみればスグにわかる。ペダルをポンポンポンと踏むと正常なものは3〜4回目でポンプが作動し始める。エンジンルームから「ブ〜〜〜〜ン」と音がするからわかるはずだ。アキュームレーターの機能が低下すると、1〜2回目でポンプが作動し始める。
これが交換の目安だ。