クラッシック・レンジローバーのクーラーモデルの最終93年モデルでさえ既に13年が経過している。もともと漏れや詰まりにたいする信頼性が低い上に経年劣化とくれば、性能を維持し続けられているほうが不思議だ。冬の間にしばらく使わなかったクーラーを夏になって久しぶりに作動させたら全く冷えない!こんなことは良くある。『なぜ、秋から作動させていなかった間に壊れてしまっているのか?』という疑問は当然だが、クーラー(エアコンも同様)は作動させていない間にも絶えず高圧のガス圧が掛かっているのだ。つまり窒素ガスが封入されたお祭りの風船と一緒で、厳密にはゴムの組織の間から徐々に抜けてしぼんでしまう。さらにホースが古くなって気密の弱いところがあれば半年の間に大気圧付近まで抜けてしまうのだ。当然これではクーラーは冷えない。ホースが古くなって漏れが発生した場合、何本かあるクーラーホースのうちの1本だけ交換するより、いっそ全てのホースを同時に交換したほうが得策だ。新車からの装着部品らな同じように劣化していると考えるほうが自然なのだ。また、最近ではR12フロンガスは非常に貴重なゆえに高価になっている。漏れるたびに補充していたのではかえって出費をあおることになりかねない。また、今まで漏れてしまったR12はやむを得ないとしても、いかにも古そうで近い将来漏れ始めることが予想されそうなホースの回路内にR12ガスを充填することは、みすみす大気中にオゾン層を破壊するフロンガスをまき散らすようなものなのでとても賛成できない。

014c3bfe.JPGクラッシック・レンジローバーのクーラーホースは既に数年前から純正部品の供給状態が芳しくない。そこでレイブリックでは日本製の材料で作製したものを使っている。きっと信頼性も上がるだろう!こうして全てのホースを一度に交換してしまえば当分の間はガス漏れの心配をせずに快適な夏を過ごすことができると思う!