wiper写真左のワイパーブレードは従来型、右側のものは最近主流になりつつある新型タイプ。従来型はこうもり傘の骨を組み合わせたような構造で弾力を作り出しワイパーゴムをガラスに密着させるもの。それに対し、新型は芯になる金属部分とゴムとが一体になっている。構造が簡単で部品点数も少なく、見た目もスマートで重量も軽い。おそらく製造過程もかなり簡素化され、コストも軽減できているのではないかと思う。
ただ、最近その新型ワイパーブレードにも新たな問題点が出てきた。ワイパーゴムは風雨にさらされて劣化してやがてゴムの弱い部分に亀裂が入り、写真のように切れてくる。従来型であれば細いゴム部分がちぎれてしまってもガラスに触れるのは土台になっているゴム部分。だから雨水のふき取りは悪くなるが二次被害はない。しかし新型は劣化によってゴムが剥がれると金属製の芯の部分が直接ガラスに触れてしまう。ワイパーを作動させればガラスに傷が付くこともあるのだ。これを防ぐには早めの交換に心掛けるしかない。
ちなみに写真左は2ndレンジローバーのも。そして右側はレンジローバースポーツのもの。両者は長さこそ違うが取付部分のは規格のU字フックで同じ形状。つまり装着に関しては互換性がある。例えば、新型タイプはレインエックスやガラコのような撥水コートとの相性は極端に悪い。軽いブレードがバタバタ暴れてとても穏やかにワイパーを作動させられない。レンジローバースポーツやディスカバリー3で撥水剤を好まれるユーザーはむしろ従来タイプを使う方法もありそうだ。近い長さのものが見つかったら一度試してみよう!