c82e93aa.JPG車検整備で入庫したディフェンダーを点検しようとボンネットを開けた瞬間、独特の甘〜い臭いがした。甘い臭いとはクーラント(冷却液)の臭いだ。エンジンルームの中でクーラントが漏れる可能性のある場所を目視で点検していく。まず、ラジエターホースやヒーターホース、Vバンク周辺、リザーバータンク、ウォーターポンプ周辺、エンジンブロック、そしてラジエター…。
経年によりそろそろヤバイ箇所や、ランドローバーによくあるいわゆるウィークポイント。そこいらを順番に追いかけていく。今回はラジエター本体から漏れていた。コアのど真ん中周辺で数箇所にわたって漏れが確認できた。鋳鉄のエンジンブロックで発生した錆が原因でラジエター内を腐食させる場合もあれば、虫の死骸などが原因で外部から侵食が進む場合もある。やむをえないといえばそうだが、できれば避けたいトダブルだ。クーラントを定期的に交換すれば錆の進行は抑えられる。ところが、このタイミングが難しい!例えば、クーラントを交換した直後に漏れ始めるなんてケースもある。既に錆が発生しているのだが、幸い(?)錆や汚れが腐食部分に堆積して穴が開くことを防いでくれている場合があり、クーラントを交換することにより詰まりの原因をキレイに取り除いてくれてしまうのだ。せっかくメンテナンスを行ったのに仇となってしまう残念なケースだ。では、クーラント交換はどのタイミングが適切か?それはきっと使用状況によってまちまちだろう。こまめに交換するか、あるいは全く交換しないか?ある意味どちらも正しい。