現在、ランドローバーはフォードグループに属している。ジャガーやボルボと同じだ。その前の親会社はBMW。それ以前は、ミニやMGと共にローバーグループを形成していた。
こうして組織が移り変わることと何らかの関係はないとはいえないだろうが、最近クラッシック・レンジローバーのパーツで『供給終了』というものが増えてきている。確かに、フォードグループにとっては、ずいぶん昔の別の組織で作られたクルマの部品を安定供給する義務はないのかもしれない。しかし、日本国内はもとより世界中ではまだまだクラッシック・レンジローバーは数多く現役で使用されているはず。
例えば、不幸にも事故を起こしてしまい板金修理が必要になった場合、ある程度の部品がそろったのに、肝心の部品が届かないこともある。あげくに『供給停止』という悲しい知らせが届く。今のところ中古の部品を使いまわしたりで、なんとかなってはいるものの、じきに行き詰ることも考えられる。
英国内ではOEMやリプレイスメントなどでパーツを供給している部品商もある。そういったところが独自に供給してくれるのを待つ以外は、なんとか知恵を絞って修理を続けていくしか今のところ方法なない。
ラインオフから12年足らずのクラッシック・レンジローバーが、いよいよ本当のクラッシック・カーに属するようになってきてしまった。