9a5a7399.JPGステアリングロッドのボールジョイントと並んで、2ndレンジローバー足回りの代表的な消耗品だ。年式的にも劣化が進んでいる部位なので、新車から一度も交換していない2ndレンジローバーのほとんどがブーツに亀裂が入っている。あるいは、既にボールジョイントにガタが出ている。納車前点検ではほとんどのクルマが交換対象となる。写真の通り、ボールジョイントは特にボルトで固定されているわけでもなくただ圧入されているだけだ。この勘合が固い!見た目にも頑丈そうな専用工具で抜き取り再び圧入するわけだが、過去に数度は交換作業の際にその専用工具が壊れてしまった。それぐらい固く勘合している。汎用のプーラーを使って交換するのは大変困難だろう。車検を請け負った民間車検工場さんはどうしているのだろう…、なんて心配になるほどだ。専用テスターの使用を伴なう電気的な故障診断や修理ならともかく、クルマの基本構造部分でもあり、決して複雑な作業でもない。ただただ固いだけだ。きっとこれはメーカーにとっても想定外の難作業だろう。