e58654ea.JPG暑さゆえの話題もそろそろ終わりにしたいところだが、結局今日も35℃まで気温があがった。夕方になって少し風が出てきただけで、『幾分涼しくなったか?』なんて、もうすっかり麻痺している。
写真はラジエターファンのビスカスカップリングという部品。ランドローバーのように縦置きエンジンのクルマのほとんどに、ベルトで駆動されるラジエターファンがついている。エンジンのクランクプーリーからベルトを介してラジエターファンが回されるわけだが、暑くても寒くてもお構いなしに回されては冷却水は適正な温度を維持できない。暑い時は当然ファンの風は必要だが、寒いときには空回りしてもらわないと困る。そこでファンプーリーとファンの間にカップリングとうパーツが組み込まれている。シリコンオイルが封入されたビスカスユニットだ。温度が上がると粘性が高まる性質を利用してファンベルトからの駆動をファンに伝えて高温になったラジエターコアに風を通す仕組みだ。暑い日に走ってきてエンジンを止めたあと、スグにボンネットを開けてファンを左右に回してみると、ビスカスが効いていてファンの回転が重い。これが正常。つまり、ファンベルトからの駆動がしっかりファンに伝わっているということ。逆に、朝一でエンジンを掛ける前は軽く回る。
さて、写真のカップリングは内部のシリコンオイルが漏れてきており、ビスカスが効かなくなったもの。当然この暑さではオーバーヒートぎみになった。