aaab054d.JPG何年か前に雑誌広告の原稿を作成しているときのこと、私が英国雑誌を参考にしながらラフスケッチを作り、それをデザイナーさんに渡して構成されて戻ってきたものとを見比べたところ、タイヤのスペルが『tyre』と『tire』で違っていた。デザイナーさんは何気なく『tire』と書いて、私もそれに違和感を感じなかった。しかし、サンプルにした英国雑誌を見るとやはり『tyre』と書かれている。あれ?どっちが正しい?と、そこで初めて問題となった。辞書で調べてみると『タイヤ=tire』だ…。
結論はどっちも正しかった。『tyre』はイギリス英語で、『tire』はアメリカ英語だったのだ。レイブリックは英国車を扱っているのだから『tyre』で原稿を進めることにした。
スペルの違いもそうだが、私は以前イギリスに渡航したときに発音で戸惑ったことがあった。ヒースロー空港の入国審査で滞在日数を訊ねられたとき、『……ユー……ステイ……ダ〜イズ……???』と断片的に聞き取れたものの、その内容を把握することができなかった。聞きなおすと、審査官は『ダ〜イズ!ダ〜イズ!』と繰り返す。頭が真っ白になりかけたが、まあ、ここで訊かれることは目的と日数ぐらいなもの。加熱しはじめた脳ミソをフル回転したところ、オーバーヒート寸前のところでようやく理解できた。『ダ〜イズ=days』だったのだ…。『ファイヴダ〜イズ!』と答えて事なきを得た(汗)。
イギリス英語とアメリカ英語の違いを学校で習った記憶は『tube』と『subway』ぐらいしかないかも…。