06c906da.JPGフロントガラスは接着剤を使用してボディーシェルに貼り付ける方法が一般的。更に貼り付けたガラスの周辺を隠すようにモールが被せられる。2ndレンジローバーのフロントガラスの貼り付け方法も一般的な方法で、モールは樹脂製のクリップで留められている。クリップが次第に緩んだり、ゴム質のモールに弾力がなくなったりすることでガラスとモールの密着が悪くなることがある。

2ndレンジローバーで、高速走行中にダッシュボード中央の奥のほうで『ブォォォォ〜』と唸り音がするケースがある。ある一定の速度に達すると鳴り出し、時には会話ができないほどになる。だいたい100km/h前後だ。エアコンのダクトから聞こえるように感じるケースもある。速度を落とせば音は止まる。音源の位置は室内の前方の限りなくエンジンルームに近いあたりか、あるいはエンジンルームから響いてきているのか?はたまたエアコンユニットの内部か?そんな感じで音源の場所が特定しにくく感じる。
こんな場合の原因がフロントガラスのトップ(上部)モールなのだ。走行風でトップモールとガラスとの間に空気が入り、モールが振動する。その振動をフロントガラス全体に伝わり、下側であるダッシュボード付近のボディーから音と微振動が発生するのだ。
確認の方法は、ガムテープなどでトップモールをフロントガラスにしっかり貼り付ける。その状態で高速走行をして実際に確認をする。
さて、修理の方法だが、本来はクリップで留まっているのだが、モールとガラスの間にシーラーを充填してモールを完全に貼り付けてしまうのだ。こうすることでモールがしっかり密着し風が入り込む隙間がなくなるというわけだ。