35491a05.JPG今日は自動車保険の話題。
既にご周知の方も多いと思うが、昨年度から自動車保険の新規契約や満期更改(継続手続き)の際には『ご契約内容確認シート』というフォーマットを使い、契約者さんと共に保険契約の内容を確認するルールになっている。『年齢条件は?』『家族限定特約は?』『車両保険を付ける?』といった具合いだ。つい数年前までは、満期の時には『去年と同じ条件で…』などと、かなり簡易的な説明で継続手続きを行っていた。なかには、クルマを使うご家族の年齢が進んで、本来ならば割引きが適応されるケースでも数年間それに気づかずに継続していた例もあった。
もったいないこととはいえ、保険料を払い過ぎるケースはまだマシ。最悪のケースでは、万が一事故の際に適切な保険金が支払われないということもある。契約者さんは車両保険も付帯していると思っていたが、実はそれは車対車+Aという、いわゆるエコノミータイプだった例もある。車対車+Aの場合、ガードレールや塀などに自損でぶつけてしまった場合には自身のクルマの修理代は支払われない。そんな場合でもカバーするためには、一般の車両保険を付保する必要がある。契約者さんは『入っていたつもりなのに…』、代理店は『説明したはずなのに…』、そんな食い違いが起きてしまった例も聞いたことがある。

一時、『保険金の不払い問題』がクローズアップされた。以降、不払いが起きないように損保会社サイドも処理に漏れのないようなシステムが布かれている。逆に、それ以前には実際に不払いが多発していた。例えば、代車費用(レンタカー)特約を付けていたにも関わらず、契約者が自身のクルマの修理の際にそれに気づかずに過ごしてしまった例もあった。損保会社とすれば、『レンタカー代の請求がなかった』という言い分だったのだろうが、車両保険で修理代金を保険金として支払っておきながら、『事故の事実は知らなかった』などという言い分が成り立つはずはない。

いろんな意味を含め、契約者さんには自身の保険契約内容の理解を求め、代理店は確実に契約者のニーズに合った保険を提案する、『ご契約内容確認シート』はそんな重要な意味を持つものなのだ。