昨日に引き続き、今日もゴルフの話題。
今朝、仕事の前にプロゴルフツアー中日クラウンズの観戦に出かけてきた。会場である名古屋ゴルフ倶楽部和合コースは自宅からクルマで10分ほどの場所。最寄の駅からの無料シャトルバスでのアクセスとなる。駅までクルマで行き、午前7時から運行のシャトルバスに一番で乗り込んだ。会場へは5分ほどで到着。トップの組のスタートは7:10、それに間に合うように早歩きで1番ホールのティーに向かった。
1番のティーに到着するころ、ちょうどトップの組がティーグラウンドに上がってきてプレーヤーが順番に紹介されていた。そして、ドライバーショットの乾いた音と共に予選二日目が始まった。

一組目のプレーヤー3人のスタートを見送ったあと、次に私は練習場であるドライビングレンジへと向かった。スタート前の選手が順々にウォーミングアップにやってくる場所だ。私はゴルフ観戦ではこの場所で過ごす時間が一番長いかも。プロがどんな風に練習をするのか?どんな打球を打つのか?アマチュアゴルファーの端くれとして、少しでもプロの何かに近づけたいと思いながら観るわけだ。
ドライビングレンジに居れば、ほとんどのプロのあらゆるクラブでのショットが観られる。50ヤードのアプローチショットから、ドライバーのフルショットまで、こんな場所は他にはない。
連続49回出場の杉原輝雄プロ、シニア入りしてもなおレギュラーツアー現役の室田淳プロや中嶋常幸プロ。伊澤プロ、深堀プロ、藤田プロ、今野プロ、もちろん尾崎将司プロも。ビッグネームが続々を現れる。夕方まで観ていてもきっと飽きないだろう。
気が付くと、始発のシャトルバスで一番乗りした私の後ろには二重三重の人垣ができていた。そして、鮮やかなレッドのパンツと真っ白のシャツ姿で爽やかに登場したのが石川遼プロ!しばらく彼のキレの良いスウィングを観てから私は1番ホールへ向かった。
1番ホールのグリーンは会場の出口に一番近いところ。時間ギリギリまで観戦し、10時の始業には間に合うように会場を出発しなければならないからだ。
hole011番ホールは368ヤード、左ドッグレッグの打ち下ろし。飛ばし屋はワンオンを狙ってくるほどで、いわばチャンスホールでもある。私はグリーンの手前50ヤードほどのラフに陣取った。ちょうど、サブグリーンの横あたり。ここからはティーグランドの様子も観られる。さっき、練習場でウォーミングアップしていたプロが続々とティーオフしてくる。そして、いとも簡単にバーディーチャンスに付けてくる。当たり前だが、やはりプロのショットの精度はスゴイ!

ティーグラウンドで選手が紹介されているアナウンスは、300ヤード以上離れた私の場所まではほとんど聞こえてこない。しかし、歓声や拍手は届いてくる。ひときわ大きな歓声が聞こえたたのでティーグラウンドを見上げると、中嶋常幸プロのイエローのポロシャツが見えた。人気の高さを物語っている。
既に1番ホールのグリーン周辺の土手はギャラリーで埋め尽くされていた。中島プロの組は伊澤プロ、近藤プロの三人。全員が日本プロゴルフ選手権を制した経験のある豪華なパーティーだ。3人とも惜しくもバーディーパットは外してしまったが、それぞれのプレーには大きな拍手が贈られた。

ちょうどその頃、一番ホールのティーグラウンドから全く別の種類の歓声が聞こえてきた。石川遼プロの登場だ!スタンドの、おそらくジュニア達にサインボールをプレゼントしているでだろう姿が見えた。そして僅かに聞こえてきたアナウンスの後には、本日最高の歓声と拍手が上がった。そして、しばらく沈黙のあとのティーショット。私のところからはまず、スウィングする姿が見え、そのコンマ何秒後にパキンッという固い音が聞こえてきた。曇り空のグレーで同化してしまうボールを肉眼で追うことはできない。だいたい、このあたりに飛んでくるであろうあたりに集中していると、ボールはグリーン右のバンカー手前のラフにドンッ!と音を立って落ち、バウンドでバンカー内に転がり込んだ。確実に300ヤードを越える飛距離だ。
続いて、同組の深堀プロ、そして尾崎将司プロ!尾崎将司プロのボールは左ドッグレッグを突き抜けるギリギリのフェアウェイ右側に止まった。ピンは、左手前から右奥に細長いグリーンの右奥。その手前にはバンカーがある。バンカー越えでしかも落としどころは狭く、止まらなければ奥にこぼれる恐れもある角度。キャディーがグリーンまで歩測し、フェアウェイのジャンボに向かって『83、ピン!』と叫んだ。即座にアドレスに入ったジャンボは、ウェッジでボールをふわりと上げると、ピンの僅か手前にランディングし、3バウンド目にスピンで止まった。バーディーには微妙な距離が残ったが、まるで生き物のように地面に吸い付くボール技に大歓声が上がった。
石川プロはバンカーからのアプローチが寄り切らず、ピンまで6〜7メートルの下りのラインを残してグリーンエッジに止まった。パターでの第3打、惜しくもボールはカップの手前30センチほどで止まってしまったが、ピンを抜いて「お先に」のパー!
時計を見ると9時15分、その大歓声を聞きながら、また石川プロの健闘を祈りながら私は会場を後にし会社に向かった。


crowns会場内は撮影禁止なので、読者のみなさんにはギャラリー入場口の写真で雰囲気を味わっていただこう。しかし、人影がない…。そう、私が一番乗りだったからだ!笑

夕方、インターネットのニュースで『石川遼、今期発の予選落ち』のニュースが…。残念。


また、今日もゴルフネタの長文ブログになってしまった…。