4de75a75.jpgレイブリックオリジナルアルミホイールのウィンドストームは、現在のところ20インチのワンサイズのみ。レンジローバースポーツ・スーパーチャージドの標準サイズに準じたものだ。ディスカバリー3にもジャストフィットだが、3rdレンジローバーに装着すると組み合わせるタイヤによってはフロントフェンダーからはみ出しそうなほどギリギリになる。
そんなこともあって、同じデザインでもうワンサイズを作製する予定だ。ホイール外径は19インチ。オフセットやディスク裏面の形状を検討し、本来は20インチホイールが標準で装着されるスーパーチャージドモデルにも適合させる予定。4.4V8は元々19インチが標準装備。つまり、このワンサイズで現行レンジローバー全てに対応させることができる。

話は昨年まで遡るが、開発が途中で止まってしまった鍛造工法の軽量アルミホイールがある。保安基準を満たすための規格の問題で、劇的に軽くすることができないまま壁にぶつかってしまったのだ。ほぼ同じサイズである、BMW/X5用では、例えば20インチで作ったとしても約10kgで出来上がる。それに対し、レンジローバー用として作ると約14kg以上になってしまう。これは、車両型式ごとに設定される規格基準の車重の差によるもの。両者のホイールは、ボルトホールの内径やその周辺の形状が違うだけ。切削の加工如何で互換性は生まれる。しかし、物理的に取り付くからといって安全面が100%確保されないものを当然製品にはできない。PLの観点からしても、『レンジローバーにはレンジローバー用を!』となるので、せっかく鍛造工法で製作しても、それほど軽量アドバンテージのないホイールにしかならないのだ。そんなわけで製作計画の最終段階でストップしたのだ。
landrover_DIAMOND前置きが長くなったが、計画していたホイールは既にサンプルが出来上がっていた。ブラックを基調としたダイヤモンドカットのデザインだ。このデザインは、私自身大変気に入っており、軽量ホイールを実現させることができずに大変残念に思っていた。
そこで、今回製作する19インチホイールでは従来のシルバー塗装のものと、このサンプル品と同じ工法のダイヤモンドカットの2種類で作ることにした。鋳造ではあるが、このサンプルのデザインを基調としたモデルがリリースできることは私自身大変楽しみだ。
これから19インチの金型から製作するので、ホイールの完成は秋頃の予定だが、冬のスタッドレスシーズンには充分間に合うスケジュールで進んでいる。