df4caf28.JPG写真はクラシック・レンジローバーのエンジンルーム内。ボンネットを開けて右奥部分にウィンドウォッシャーのリザーバータンクがある。その奥側、ちょうどバルクヘッドとの隙間にちょっと太めのバキュームホースがある。そのホースが劣化により亀裂が入ってジョイントが外れてしまっているのが見える。これは、クルーズコントロールのバキュームホースだ。エンジンの吸気マニホールドの負圧を利用してスロットルバルブを開けることでアクセルペダルを踏まなくてもエンジン回転数が維持できる仕組みだ。
このバキュームホースに亀裂が入り気密が保たれなくなれば、当然クルーズコントロールは作動しない。コントロールユニットの故障の可能性もあるのだが、クルーズコントロールが効かない場合の原因のほとんどがココ。
亀裂が入った部分を切りとって差し込みなおすだけで復活する場合もあるが、切り取ることで長さが足りなくなるほどならホースを交換することになる。

紹介したのはクラシック・レンジローバーだが、2ndレンジローバーをはじめ、他のランドローバーでも同様のシステムでクルーズコントロールが構成されている場合が多い。作動しない場合はまずこのあたりを目視点検してみよう。