リモコンや室内のボタン操作で作動するはずの集中ドアロックだが、そのうちのひとつが効かないとすごく不便さを感じる。私がクルマに乗り始めた頃には超高級車にしか装備されていなかったほどなのに。(古すぎる…汗)
集中ロックが装備されているのが前提のクルマでは、物理的にロックノブを持ち上げることすら困難だ。ディスカバリー・シリーズ兇癲△修鵑文渋紊離ルマのうちの一台だ。引っ込んだロックノブを指でつまんで持ち上げることはおそらく考えられていない。あるいは、防犯上の目的で持ち上げにくい形状をしているのだろう。
ディスカバリー2ドアラッチ写真は取り外したドアラッチ。この中にはドアロックに関わる機構のほか、電気的にロック・アンロックを行うアクチエーターも組み込まれている。その、アクチエーターの機能が低下したのか、あるいは、アクチエーターによって動かされるロックの機械部分の動きが悪いのか、構造作動を理解するために分解、いや、破壊してみた。
ディスカバリー2のドアラッチを分解したところアクチュエーターの正体は、予想通りマブチモーターだった。子供の頃、プラモデル作りでお世話になったものとほぼ同じもの。マブチモーターを取り外し、ピニオンギヤに噛み合うリングギヤ部分を指で回してみたがスムーズに作動する。やはり、マブチモーターの機能が低下し、ロックを作動させる力がなくなったようだ。
マブチモーターは、永久磁石とニクロム線が巻かれたコイルから成り立っている。もちろん、ブラシと呼ばれる回転部分の接点も存在する。経年、熱、回転による磨耗が原因で内部の抵抗値が上がり、回転力が落ちるのはやむを得ない。しかし、できることなら、このマブチモーターだけが交換できるような構造や部品単位になっていればどれだけ資源や修理費が助かることか。