この冬一番の寒さだ。夜10時半ごろだったか、クルマに乗り込んだら外気温度表示が「−1℃」だった。お隣の三重県や岐阜県では平野部でも雪が降った地域もあったようだ。

寒さの影響でランドローバーにも影響が及んでいる。今日も、寒さゆえの問合せが相次いだ。
バッテリーが弱っている。2ndレンジローバーのリヤハッチのダンパーの圧力が抜けた。クラシック・レジローバーのリヤハッチのロックシリンダーが凍結で壊れた。エアサスの漏れなどなど。
レイブリックの残された年内営業日もあと一日。やむを得ず起きてしまうトラブルも、どうか一日で解決できる範囲で収まっていてほしい。

話は変わるが、今日はちょっとだけ微笑ましい出来事があった。
朝、ショールームから倉庫へ徒歩で移動中、背後からカブの音が近づいてきた。振り向いた瞬間「おはようございます!」と声を掛けられた。お取り引きのある地元の信金さんだった。カブに跨って満面の笑み。信金さんがカブで営業していること自体はここらあたりでは当たり前のこと。しかし、彼の場合は違う。満面の笑みを伴う大きな理由があるのだ。
声を掛けられた私は、「おはよう!カブ復活だな!」と返した。深くは話せないが、彼には、ある理由があって一年間自転車で営業を続けていたのだ。丘陵地帯をテリトリーに持つ彼にとっては、自転車での営業は四季を味わうとかメタボ対策とか、とてもそんなポジティブな考えだけでは務まらなかったはず。そんな苦痛の種は自らが蒔いたものだったとはいえ、長く辛い1年間だったと思う。
先週だったか、自転車で現れ年末の挨拶を交わした。今日、あらためて時節の挨拶を交わすと、冷たい空気の中を颯爽と走り去っていった。信金さんにカブ、まさに水を得た魚のようだった。1年ぶりにカブに乗ってお得意先を回れることになった彼は、きっと効率よく、いや、ごく普通に営業活動ができるという喜びをひしひしと感じていることだろう。