すっかり恒例となった月に一回のジャズ講座。今回で三度目の参加となった。
今日はその「特別編」、題して「不良のためのクラシック音楽講座」。ジャズ喫茶のマスターが、例によって独断で選んだ好みの曲を約90分の時間をかけて紹介していくというもの。それぞれの曲に関するインプレッションのあとにCDで聴くという流れはいつものジャズ講座同様。

今日取り上げられた作曲家は以下のとおり。

バッハ
モーツァルト
ドビュッシー
ラベル
プーランク
マルティヌー
メシアン

オーケストラ、声楽、ピアノなど、楽器はさまざま。同じ楽曲でオーケストラとピアノそれぞれのヴァージョンを聞き比べるなんて粋なことも企ててくれた。どうやら私はピアノの音が好きなようだ。ジャズでもそうだが、トリオやカルテットよりもピアノソロのほうが心に響く。そして、やはりクラシックもそうだった。必ずしもソロである必要はないがピアノの音には敏感に反応していた。一番惹かれた曲は、ラベルの「ピアノ協奏曲」だった。

勉強嫌いの私にとって、小中学校の音楽のテストに出てくるような作曲家にはある種の虚偽反応があるのかもしれない。ラベルといえば、クラシックに特に強く興味を持ったことのない私が、唯一自分の意思で聴いた曲「Bolero」の作者である。そのきっかけといえば、1982年にホンダから発売されたプレリュードのテレビCMに使われていたというもの。友人にレコードを借りたかレンタルだったかどうかの記憶はないが、カセットテープに録音して何度も繰り返し聴いた記憶がある。
もっとも、だからといってラベルの他の曲を聴いたわけでもなく、結局クラシック音楽には触れる機会がないまま現在に至っているというわけだ。当然、ラベルに素敵なピアノ協奏曲があることすら知らなかった。芸術や文学の話になると自分の無学さに呆れてしまう。
とはいえ、単純な正確な私はきっとスグにCDを買い、近いうちにはレイブリックの店内でラベルの曲がかかるようになるだろう!

さて、Boleroについてちょっと調べてみた。ボレロをYoutubeで探してみると、長い曲なので前後半に分割されてアップロードされている。合計すると15〜6分になる。しかし、実際にはラベルは17分を望んでいたとのこと。17分で演奏すると、四分音符=60、つまり1秒刻みのテンポになるというのだ。
ここからはかなりストイックな内容になるが、実はこのテンポは私のゴルフスウィングの理想のスピードなのである。アドレスの静止状態からトップ、そしてトップからのスウィングのテンポを一定に保つために、私は心の中で秒針を刻むのだ。これが早くなるとミスショットの原因になる。私はスウィングが早すぎる悪い癖があるのだ。今までも、このスピードに合うお気に入りの曲を見つけては心で口ずさみながらフェアフェイを歩いたりしていた。これからはボレロだ!これからはゴルフ場に向う時にはボレロを流しながらクルマを走らせてみよう!