cd51c076.JPG3rdレンジローバーのウィークポイントを挙げろといわれれば、即座に「水周り」と答える。ラジエターをはじめ、ウォーターホースやサーモスタット、リザーバータンクといったところ。2ndレンジローバーの時代にもこのあたりは弱かった部分ではあるが、BMW傘下の元に造られた3rdレンジローバーになってからはそれまでと共通のパーツは使われていないので特に何かを引き継いでいるわけではない。2nd時代に弱かったエアサスペンションやオートエアコンの故障頻度は激減しているし、そういう意味ではこの水周りを集中的にチェックしておくことで信頼性を維持できる確率はグンと上がるだろう。
写真は、中古車の納車整備を行った際に交換したパーツだ。転ばぬ先のウォーターホース交換といったところ。

2ndレンジローバーもそうだが、1995年の新車当時よりも、改良を繰り返されてきたパーツによってメンテナンスを続けてきた現役車両のほうがずっと信頼性は高い。2002年にデビューした3rdレンジローバーも今年ではや7年。今年はマイナーチェンジによりエンジン改良など、大幅な変更が行われるもよう。そうなればフルモレヅチェンジまでは最低でもあと2年ほどはあるだろう。3rdレンジローバーの最終モデルは2011年モデルあたりになりそうか。足掛け10年、昨今のクルマ事情では超ロングセラーになりそうなクルマである。こうして熟成を繰り返していくことで、例えば水周りの脆弱なパーツにも改良が施されることを期待したい。