パーツはずい分前にそろっていたが、なかなか作業日程のやりくりができずにいたが、ようやくディスカバリー3にビルシュタインショックアブソーバーを取り付ける作業に取り掛かることができた。
用意されたビルシュタインはレンジローバー・スポーツのNAエンジン用。エンジンはディスカバリー3のV8と同じである。ホイールベースこそ違うが、シャシの基本構造も同じだし、車重差も問題ない。つまり互換性があり、問題なく装着できるはずなのに、何故ビルシタイン社は「レンジローバー・スポーツ用」として発売を開始したのか?結果的にはその謎にも迫る作業となった。

ディスカバリー3純正ストラットさっそく、ディスカバリー3のストラットを分解。ここまでは前回も行った。しかし、エアスプリングの気密を保つためのO-リングやシール類の再使用ができそうになかったために部品を取り寄せ、今回が第2回戦となったわけだ。





左:レンジローバースポーツ用ビルシュタイン右はディスカバリー3の純正ショックアブソバー。そして(くどいようだが)左がレンジローバー・スポーツNA用のビルシタイン・ショックアブソバー。
ここであることに気が付いた。(実際にはエアスプリングを一度組み付けた時に気が付いたのだが・・・) ロワサポートの円周上に凹部がある。それが双方では90度ずれている。一枚目の写真をよく見るとわかるのだが、この凹部はエアスプリングについている凸分と勘合するようになっているのだ。アッパーサポートの三本のボルトをボディーの穴と合致させるための位置決めが目的だ。


レンジローバースポーツ用ビルシュタインを加工このままではアッパーサポートの三本のボルトと、ストラット下部でロワアームに固定される部分の位置関係が90度ずれることになる。
これしきでは諦めない!ビルシタイン側に新たに凹部を作り、ディスカバリー3に適合するように加工してしまうことにした。ディスカバリー3の純正ストラットのロワサポートと同じ位置に凹部を作成するわけだ。



エアスプリングとの位置決め用の勘合部大まかはグラインダーで切削。あとはヤスリで手作業。ストラットとエアスプリングの位置関係さえ合えば、コンマ何ミリの精度が必要なわけではない。こういうのは思い切ってやってしまうに限る!もっとも、この諦めの悪さが私の性格でもある・・・笑。





完成したフロント部ということで、凹部を作成したビルシュタインは、無事にディスカバリー3用に変身し、ごらんのとおりカッコ良く取り付いた。

と、まあ、簡単には書いたのだが、実際には組んだり外したりを数回繰り返しながらの作業であったわけで、時間的にも今日のところはフロント側だけとなった。しかし、リヤ側の要領も同様なので明日にはロードインプレッションができる予定だ。
乞うご期待。