b2b00395.JPG偶然にもディスカバリー3のシルバーが勢ぞろいした。このうちの一台はレイブリックのデモカーだが、そのほかは整備でお預かりのお客さまのクルマと中古車の展示車両。
考えてみれば、レイブリックで販売したディスカバリー3も圧倒的にシルバーが多い。その他のボディカラーでは、ホワイト、ブラック、ブルー、グリーンが各数台づつ。そう思えばシルバーの勢ぞろいは偶然ではなく必然というべきかも。
1995年モデルでエプソム・グリーンという英国らしい濃緑メタリックカラーが登場した。当時のインポーターだったローバー・ジャパンは「フェアプレイ政策」と銘打って円高為替をダイレクトに車両価格に反映させた。そんな戦略もあいまって日本市場でランドローバーを含むローバーグループ(※注)全体の販売が大躍進した。フォルクスワーゲン・アンド・アウディ、メルセデスベンツ、BMWなどの強豪車種を脅かす勢いだった。
その中にあって、ランドローバーの圧倒的な人気ボディーカラーがエプソム・グリーンだった。中でもタン色のトリムカラーとの組み合わせが人気で、これはレンジローバーに限らずディスカバリーも同様だった。高級感と落ち着きを合わせ持つ絶妙の雰囲気は人気が集中して当然といえるコーディネイトだった。
後になって人気色が紺色系に移り変わったときなど、お客さまのご要望でエプソム・グリーン以外のランドローバーを探すのが大変だったこともある。
国内の新車登録台数がエプソム・グリーンの時代よりはるかに少ない現在では、今後は「シルバー以外のディスカバリー3」を探すことはさらに困難になるだろう。

※注=当時は、ランドローバー・ローバーカーズ・MINI・MGの4ブランドをまとめてローバーグループと呼んでいた。これらは、車検証上の「車名」は全て「ローバー」になっていた。