レイブリックとしては既に14年目の期に突入している。しかし、8月末で決算を終えたばかりの私の当面の仕事は、いわゆる決算処理。当分はパソコンに向う時間が圧倒的に多くなる。

こんな内容をブログで公開するのもどうかと考えたが、商売をしていると実際にこんなことも起きていて、ある意味では興味を持って読んでいただけるのではないかと思い記事にすることにした。


今日は午前中から2階の事務所にこもり、経理ソフトとの格闘を始めた。じきに内線電話が鳴った。「○○銀行さんがいらっしゃいました」。1階に下りていくと取り引きのある銀行さんの外商の担当者さんと共に支店長さんもご来店されていた。さっそく決算の具合の偵察のようだ。

「調子はどうですか?」
「ちょうど整理をし始めたところですが、まあ、なんとか・・」
「今の時代、なんとかなら上出来じゃないですか!」
「だといいんですがね。」

特に腹の探りあいをしているわけではないが、なにせ年に一回の実棚調査なので正確な棚卸金額が判明するまでは無責任に曖昧な返事をしたくないのが私の性格なのである。
コーヒーを飲みながらしばらく雑談をし、決算書を楽しみにしてます、との念押しにも似たことばを残して帰られた。

「そんなこと、言われなくても頑張ってま〜す〜よ〜」と独り言でリズムを刻みながら2階に駆け上がってデスクについて間もなく、またまた内線電話。「今度は△△銀行さんですが」。

△△銀行さんは支店長さんが独りだった。そういえば、ポストに名刺も入っていた。昨日はレイブリックが定休日だったので今日再び出直されたようだ。たった今○○銀行さんもいらっしゃってましたよ、と言うと「はい、クルマが出ていくのを待って入ってきました」と。そこまでして聞き出したいことはやはり決算の具合に他ならない。
二杯目のコーヒーを飲みながらつい先ほどと同じ尋問が始まった。そうは言っても現段階ではやはり「まあ、なんとか」という表現が適切である。しかし、それでは支店長さんとしてはお茶を濁されたような印象だろう。こっちとしてはたとえ茶柱が立っていようが、今はまだお見せできないと言っているだけなのだが、一刻も早く茶碗の蓋をとって見せてほしいと言わんばかり。

良い決算書ができあがった期には、「新たな設備投資は?」「もっと在庫を置いては?」「会社が手狭なら広い場所へ?」などと銀行さんの声が弾む。見映えの良くない決算書如何ではすっかり無口になる。当たり前のことだが金融機関の対応は実に分かり易い。
決算書が出来上がる頃にはきっと新規開拓の銀行さんも現れることだろう。


e8919e8d.JPGランドローバー車に関する記事を楽しみにしていただいている読者のみなさんには大変申しわけない。経営者のたわ言もこの時期限定ということでご容赦いただいて、これから訪れる私の一番好きな季節に向けて加藤ブログも大いに盛り上げていこうと思う。
お口直しになるかどうか不安だが、最後に今朝のワンショットを。私の部屋に吹き込む爽やかな秋風をどうぞ。