まだ、体調は絶好調とはいえないが、仮に回復していたとしても、今日は昼間からどうしても自宅で腰を据えて観たいテレビ中継があった。箱根駅伝だ。
母校が出場しているわけでもないので特に応援しているチームはない。私の注目は東洋大学の2年生、柏原選手だった。昨年、往路5区、箱根の山登り区間で怒涛の8人抜きを演じ、区間新記録を達成したばかりか、東洋大学の往路優勝そして総合優勝に導いた立役者である。
今年も昨年と同じ5区を任されていた。これはチームの戦略としては当然のことであるだろうが、駅伝ファンとしてはまさにエンタテーメントである。柏原選手が昨年同様、あるいは練習によって更に実力をつけているのなら今年も必ずその雄姿を観たいと思っていた。そして期待通り彼は5区に登場した。
今年の柏原選手の走りも素晴らしかった。トップの明治大学に4分26秒差で襷を受け取り、前を走る6人の選手を全て抜き去ったどころか、2位に3分36秒もの大差をつけてゴールした。驚くべき精神力と体力を備えた選手である。きっとチーム内のムードも良いだろう。他の選手も引っ張られるように実力以上の走りが可能になるではないだろうか。明日の復路も楽しみだ。


今日は夕方少しだけ買い物と食事に出かけたが、ほぼ三日間自宅に、しかもほとんど自室にこもりっきりである。こんな状況ではやけに遠い昔の記憶が蘇ってくるものだ。
高校時代に熱心にアコースティックギターを弾き始め、最初に習得しようと思ったのはスリーフィンガー奏法。これがマスターできれば弾き語りの幅が格段に広がる。当時の有名なフォークソングは典型的なスリーフィンガーが基本になっていることが多かった。
スリーフィンガーのメロディーにとても敏感になっていたその頃に、FMラジオからなにげに聴こえてきた曲に強烈に引き込まれた。アメリカロックバンドによるバラードだったのだが、その一曲のためにアルバムを買い、テープにダビングして何度も聴きいてスリーフィンガーを真似た。

今日の曲は、そんないきさつがある思い出深い曲を紹介しよう。
KANSASで「Dust In the Wind 」。