CA392232リフレッシュ中のクラシック・レンジローバーは塗装の下地処理に取り掛かった。パネルの凹んだ部分はまず叩きき出し、細部はパテで修正する。そしてペーパーで磨いて滑らかな面を出す。この工程は掌の感覚による部分が非常に大きい。人間の触感は素晴らしい。当たり前だが、コンマゼロ何ミリの凹凸でさえも感じることができる。掌で丁寧に面を感じながら磨きこんでいく。
そして、同時に古い塗装も削り落とす。これらの下地処理は非常に重要な工程だ。きっと化粧でもそうだろうが、何事においても基礎を怠って上手くいくことなどほどんど無い。

CA392230ボンネットはボディーから取り外して塗装する。こちらの下地処理はかなり進んでおり、ご覧の通りほとんど素地が見えている。
これらの処理が終わるといよいよ塗装工程に入るのだが、下地処理はもうしばらく根気の要る作業を続ける必要がある。くどいようだが、下地は焦らずしっかり行うことで良い仕上がりにつながる。