CA392236これはバッテリーの良否判定をするためのテスター。以前から興味はあったが、その実態上の性能を知りたくてメーカーさんに無理を言って一週間ほどレンタルしていただけることになった。
良否判定の方法は、CCA(コールドクランキングアンペア)を基準にしている。CCAとは、0°F(華氏0度)で30秒間放電可能な電流値を示す数値であり、つまり始動性能を表わしている。例えば2ndレンジローバーHSEの場合は4.6リッターV8ガソリンであり、それを始動させるためにはそれなりの大容量のスターターモーターが付いている。その大きなスターターモーターを回すためには大容量のバッテリーが必要なわけだ。そんな割り出し方で決められた2ndレンジローバー用のバッテリーは定格CCA750Aという規格。これがおよそ70%の性能を切ると要注意になる。バッテリーテスターは現在のCCAを測定することができるというもの。

CA392239さっそく試験的にボナティー号のバッテリーを測定してみた。定格750Aに対し、測定値は551a。約73.5%。70%以上は確保できているので今すぐ交換の必要はない。しかし、絶好調と呼べる数値ではない。そんなわけで、アドバイスとして「リョウコウ+ヨウジュウデン(良好+要充電)」と表現されている。
車両に搭載状態で測定する際には、クランキング中に落ち込んだ際の電圧(負荷電圧)や、アイドリング中の充電電圧も測定でき、総合的に判断ができる。ちなみに、負荷電圧の目安はが9.5V。それを下回るようなら要注意である。

このテスターが手元にあるうちに、展示車両はもちろん、スタッフのランドローバーや修理代車、更にはこの期間内に修理やメンテナンスで入庫していただいたお客さまのクルマを片っ端から測定してみようと思う。そのデータと、数ヵ月後の状態とを観察すればこのバッテリーテスターの信憑性も確認できる。
バッテリーの消耗が心配で、この機会に測定をご希望の方はご来店していただければ即座に点検しますのでご利用ください。


【2010年1月14日 走行距離 166,558km】
■バッテリー点検・・・無料
・CCA---551A(定格750A)
・通常電圧---12.17V
・負荷電圧---10.58V
・充電電圧---13.85V
★結果---良好