2ndレンジローバー(M/C後)の納車整備に取り掛かったメカニックがしきりに首をかしげている。聞けばどうもエンジンのレスポンスが悪いと。とくに何がというわけではない。経験値と感覚によるもの。もうちょっとフイ〜ンと回ってもよいのだが・・・と、そんな具合い。

CA392235そんな不可解な要素を含みながら点検整備に取り掛かった。ボンネットを開けたて最初に目についたのがプラグコード。純正ではなく、LUMINATIONというブランドで、これはレイブリックでも取り扱いがある。品質には心配はないはずだが、その取り回しが歪で、とてもセンスの良い作業とはいえない。メカニックがそれを直そうと、イグニションコイルからプラグコードを抜いた時に違和感を覚えた。カチっと抜ける節度感がないのだ。順番に抜いていくと8本全てがそう。いよいよおかしい。クラグコードの端子部分を見れば妙な焼けかたをしている。コイルの端子はエンジンルームの奥側を向いているので目視できない。コイルを外してみてビックリ。こちらも見事に腐食していた。

CA392234ここで原因が判明。取り付けられていたプラグコードはマイナーチェンジ前用のもの。レイブリックでも新品を在庫していたのでそれと比較してみたら一目瞭然。マイナーチェンジ後用は端子の径が細い。
つまり、イグニションコイルとプラグコードは勘合しておらず、この接点間でスパークしていたのだ。これではスパークプラグには完全な電圧が伝わらず、火花は弱いものになってしまう。これがレスポンス不良の原因だったようだ。
イグニションコイルとスパークプラグを共に交換し、本来のレスポンスが戻った。無事に解決。