普段はほとんどテレビ番組を観ることはないが、毎週水曜日、定休日の夜はテレビの前で過ごす時間が多い。今日も楽しんだ番組は「クイズ雑学王」。そして、とても興味深い出題があった。

昨年3月から、高速道路の休日利用料金の上限1,000円制度が始まっている。それによって鉄道離れが進み、JR各社でも利用旅客数が減っている。年末年始には往復割引切符を最大49%の割引で発売したにも関わらず・・。
しかし、そんな環境下で福岡市営地下鉄の乗客数は右肩上がりだとか。特に値引き競争をせずに独自のアイデアで克服しているのだそうだ。そのアイデアとは、地元住民を「!駅まで歩こう!」という気持ちにさせるために、沿線に「あるモノ」を配布したとのこと。さて、その「あるモノ」とは?

このようなクイズだった。

せっかくのクイズなので、正解と解説は《続きを読む》からどうぞ。

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答えは、「消費カロリーマップ」だった。
市営地下鉄と、市営地下鉄七隈線の沿線である早良区とのタイアップ企画だとか。これにより、住民に「駅まで歩こう」という意識が高まったそうだ。早良区としては、地域住民がより健康になれば医療に関わる費用を抑えることができるだろうし、公共性の高い地下鉄の健全経営の維持を担う役割も大きい。これは画期的だ。

「高速道路1,000円」に対抗して価格で対抗する策略とはひと味もふた味も違う。仮に、これをレイブリックの経営に置き換えてみよう。レイブリックは、むしろ「高速道路1,000円」の恩恵を受けている。週末に遠方からご来店していただけるお客さまが増えたからだ。
しかし、過去にはこんなこともあった。2005年の愛知万博の開催期間中のこと。「きっと、あの辺りは大渋滞で交通が麻痺しているだろう。」「長久手には近づかないほうがいい、避けて通ったほうがいい!」と、敬遠されてしまったのだ。開幕直後はその傾向が顕著だった。万博はまだ人気がなく、しかも一般の自動車交通は敬遠されており、週末は幹線道路がガラガラの状態だったのだ。レイブリックをはじめ、地元のサービス業の各お店さんでは閑古鳥が鳴いていた。
そんな風に、行政を絡めた大きな波に呑み込まれ、集客の方法を見出せないまま6ヶ月の開催期間が過ぎてしまった。
もし、あのとき、それを凌駕できるほどのアイデアがあれば万博需要で左団扇の業種さんを恨めしく思うこともなく、呑み込まれることなく我々もBIG WAVEを捕らえていただろう。ビジネスは知力と体力だけでなく、想像力と決断力が必要であり、それが足りなかったことを身を以って体験した年だった。

こんな時代だからこそ、いや、いつの時代でもそれに打ち勝つための新たなアイデアが要求される。それだから仕事はやりがいがあって楽しい。


さあ、曲にしよう。
大学2年の夏、私はサーフィンを初めたもののまだ波に乗れず、伊良湖岬へはもっぱらパドリングに通っていた。ちょうどその頃、映画「BIG WAVE」が封切られた。サウンドは山下達郎さんが担当。そのサウンドトラックアルバムにも収録された素敵なバラードで、「YOUR EYES」。