A/T(オートマチックトランスミッション)車の場合、ドライバーがブレーキペダルを踏んでいないと、シフトレバーが「P」レンジから動かないようにする「シフトロック機構」という安全システムが設けられている。これは、電気的に行っているため、例えばバッテリーが上がってしまったクルマの場合にはPレンジから動かすことができず、移動することも不可能になる。国産車の場合、こんなときのために、「シフトロック解除ボタン」という緊急用のボタンが備え付けられていたり、キーを差し込むと一時的に解除できるようなシステムがとられていたりする。
ランドローバーは、そのような回避機構はなく、古くは、クラシック・レンジローバーやディスカバリー・シリーズ1時代に、かなりのユーザーさんが立ち往生を経験されたのではないだろうか。シフトロック機構は、ストップランプスイッチからの信号により、「ドライバーがブレーキを踏んだ」と判断する。つまり、そのスイッチが壊れてしまえば、シフト操作は不可能になるのだ。クラシック・レンジローバーと、ディスカバリー・シリーズ1は、そのスイッチは共通のパーツを使っていた。そして、走行不能が頻繁に起きたことで、それぞれにリコールが発表された。

CA392587さて、写真はディスカバリー・シリーズ2のストップランプスイッチ。ディスカバリー・シリーズ1ほどではないが、時々同じ症状が出る。今日、ご来店していただいたお客さまの場合、「時々起きる」というレベル。ブレーキペダルを静かに踏むと反応せず、勢いよく踏みなおすとスイッチが反応して操作が可能になるといったぐあい。もちろん、念のために交換した。ちなみに、パーツ代は2,835円。
このパーツは、2ndレンジローバーも共通。2ndレンジローバーの場合には、レイブリックではこれが原因で立ち往生という経験はほとんどないが、稀に電気的に接触不良が起きる瞬間があるのか、ABSフォルトという異常表示だけが現象として現れるケースはあった。テスターでフォルト消去だけしてそれっきりというのがほとんどだった。
そして、フリーランダーにも同じものが使われていた。しかし、なぜか、フリーランダーだけ二度の品番変更が行われており、現実にスイッチの形状も変わっている。共通部品で、しかもなんらかの対策が施されたパーツなら、ディスカバリー・シリーズ2や2ndレンジローバーにも反映させればよいと思うのだが、その謎は解明できていない。


曲にしよう。
レイブリックの店内では、インターネットラジオを流している。チャンネルは主にJAZZ。どこかのFM曲からのストリーミング配信である。JAZZのチャンネルだけでも数十局あり、毎日それらをアトランダムに選局している。
今日は、「JAZZ PIANO」に限った放送局を流していた。気が付くと、聴きなれた演奏が流れ続けていた。昨年 、私が始めてJAZZに興味を持ったピアニストの演奏なのでスグにそれと分かった。ピアニストは、Keith Jarrett(キース・ジャレット)。以来、彼のソロコンサートのCDを何枚も買った。しかし、一番気に入るのは得てして最初に買ったアルバムだったりする。今日、インターネットラジオからは、そのコンサートの収録曲が流れていた。彼のソロコンサートはアドリブなので、曲名がない。CDでは、Part1、Part2というように順番にチャプターが付けられているのみ。
今夜は、キース・ジャレットのケルンでのコンサートのCDから、その「Part1」を。26分という長い演奏だが、私は特に7分あたりからのフレーズで釘付けになる。