六本木、これまでは首都高速渋谷線を走りながら六本木ヒルズを眺めたことしかなく、今日、初めて六本木の地を踏んだ。目的はSAABに関する、いわゆるプレス発表会。報道陣向けの発表を済ませたということは、ここでネタにしても大丈夫だと思うがあ、まあ、詳しくは新聞雑誌のプロライターの記事を読んでいただいたほうが何倍も楽しいだろう。
という言い訳をして、内容については割愛させていただこうかとも思ったが、ほんの少しだけ・・。
CA3H0355それまでGM傘下だったSAABは、2009年にGMの破綻によって切り離されてしまった。一旦は、ほぼ崩壊状態にまで陥ったSAABが、どうにかこうにか資本を手に入れ、新たに世界的に攻勢をかけるべく立ち上がった。
その日本総代理店を務めることになったのが、会長の大橋が永年お付き合いをさせていただいている方、そしてその方の組織。
そんな経緯があって、会長の元にレセプションの招待状が届いたのだが、会長から「社会勉強のためにこれからはいろんな場所に出席するようにしてください。」と命令が下ったというわけだ。

会場となるのが六本木であることを招待状によって知った私は、この機会にこっそり寄り道をして六本木ヒルズに行ってみようと企んでいた。ところが、残念ながら実際にはそんな余裕は全くなくなってしまった。

同じ港区内でも、港南から六本木というのはかなり不便な経路となる。現に、出かける前に私が会長に「交通機関だとどう行ったら便利なんでしょうかねえ?」と訊ねると、「六本木は、イッチバン不便なところなんだよねえ〜」と、答えになっていない返事しか返ってこなかった・・。
その言葉どおり、たった数キロの場所へいくのに、都バス〜京急〜地下鉄と乗り継いだ。
10:30から12:00までのレセプションは、確かに興味深い内容で、あわよくば途中で抜け出そうかなんて考えを起こすこともなくあっと言う間に過ぎた。

実は、私にはもうひとつの任務があった。帰りに高輪警察署で車庫証明を取得すること。取得できた車庫証明書を持って品川陸運事務所へ出かける予定のスタッフが社内で待機しているのだ。
レセプションが終盤に近づくころ、会場の後ろからカチャカチャという食器の音が聞こえてきた。察するに、立食で楽しめるような軽食が用意されているようだ。やはり、美味そうな香りも漂ってきた。
そして12時、予定通りレセプションは終わった。しかし、私には時間がない。何か一品だけでも摘みながら会場を出ようかとも思ったが、食い逃げするように受付の女性の前を突破するのはやはり気が引けた。出口に向かいながら、チーズとハムと何かが串にささったオードブルが目に入った。美味そうだあ!それを見ないように早足で会場をあとにした。
さて、初めて来た六本木から高輪へはどうやって?なんとか地下鉄を乗り継いでたどり着いた。そして最後は高輪から港南、今度は都バスを乗り継いで・・。会社に着いたのは13時を裕に過ぎていた。車庫証明を待ちわびたスタッフが急いで陸運事務所に向かった。
レイブリックの業務では考えられない交通手段。地元の友人には「電車嫌い」と豪語していたが、東京ではそんなわけにはいかない。こうしてクルマに乗らない日が何日も続く。そして徐々に慣れてきた。

CA3H0361とにかく、今日はそこが六本木であることをこれっぽっちも感じることなく帰ってきた。まあ、これから東京の生活が続くわけだし、いろんな場所へ行く機会も増えるだろう。


さて、曲にしよう。
ずっと昔のこと、私が高校一年の頃、東京に憧れて夏休みに友達と遊びに来ようと計画したことがあった。しかし、結局は計画倒れだった。その友達が期末テストで赤点を取り、ちょうど計画していた日程に追試が入ってしまったのだ。ガッカリ・・。
その夏休みに一番良く聴いたアルバムはQUEEMの「THE GAME」だった。QUEENのバラードで順位をつけるのはとても難しいが、この曲はどんな時でもきっと一番を争うだろう。
今夜は、QUEENで「SAVE ME」。