CA3H0741フォーバイフォーマガジン、物心ついた頃と言っても過言ではない、そんな頃から存在した四駆雑誌であることは言うまでもない。
学生時代に登場した初代ハイラックスサーフにはかなり興味を持った。もし、経済的な問題がクリアできていたらきっと乗っていた。もしそうなれば、私のクルマ人生は大きく変わっていたにちがいない。ハイラックスサーフのカタログ眺めながら、妄想の中ではグレードもオプションも全て決めていた。私がまだ30万円のカローラに乗っていた頃のこと。
友人の一人がハイラックスのシングルキャブのピックアップを購入した。車高を上げてタイヤとホイールを換えた。そのクルマで川原に連れていってくれた。今にも転がりそうな斜面を走破していく。まさにカルチャーショック!
改造の方法や走り方、そんなことに興味を持ったからこそ友人はハイラックスを買い、そして走った。全てはフォーバイフォーマガジンから得た情報であり、知識だった。
あらゆる人の人生を薔薇色に変えた本である。

レイブリックも広告掲載を続けてもう10年近くになるだろうか。記事としても頻繁に取り上げていただいた。そんな「本」がなくなる。今日発売の399号を最後に、紙から電子書籍に移行するとの発表だ。
「移行」という表現をしているが、現実にはまだ電子書籍の明確なカタチのアナウンスはない。発行人は「紙との決別」と表現している。私からみれば、事実上の廃刊である。一時代の幕が閉じ、そして新たにWEBマガジンがスタートする。紙とWEB、私にとってはそれぐらいの違いを感じる。現段階では・・。

今日、レイブリックに399号が届いた。編集部としては「これが最後」という色はあえて出していない。それが返って寂しく感じる。数週間前、編集部に399号を特別号として扱うのかどうかを訊ねたところ、フォーバイフォーマガジンが無くなるわけではないため、あえて最終号としての特別企画は組まないとの回答だった。
しかし、紙としてのフォーバイフォーマガジンが無くなるのは事実。これも時代の流れの象徴だろう。

紙面では度々お世話になりました。編集さん営業さん、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。