CA3H0834お客さまのオーダーで製作中のクラシック・レンジローバーは、現在専門業者によってシートの張替えに使うレザーの材料の準備を進めてもらっている。サンプルで選んだ通りの色に合わせ、レザーを染色しているとのこと。こっちは材料の準備が整うまでに、2色の配色を決定しておくことが必要。輪郭だけで前後のシートのイラストが描かれている用紙を使い、ちょうど塗り絵のように具体的に色を塗り分けていく。時々、目をつぶって、頭の中で全体像を描いてみたり。こうして画像にしたサンプルを作り、お客さまにご提案して決定していく。
こんなことを何度も繰り返すうちに、このような資料がどんどんたまっていくのだが、それらはまとめてファイルにしておこう。これからオーダーしていただくお客さまにはファイルをお見せしながら製作の相談を進めることができる。


CA3H0827話は変わるが、こちらもレザーの話。友人から文庫本のカバーをいただいた。これまでは印刷された紙のカバーを裏返し、真っ白い面を表にして読んでいた。特に問題といえばそれまでだが、どことなく味気ない。やはり、「スタイル」は肝心だ。「本を読む」というスタイル。カッコいいにこしたことはない。ずっと欲しいと思っていたアイテムだったのでとても嬉しい。丈夫そうな革のカバーは、きっとこの先何年も使えるだろう。そして読んだ本の数だけ、使い込むごとに味が出ることだろう。それも楽しみ。


曲にしよう。今日はオートクラフトに出社した。品川のマンションに戻ってテレビを点けると、SONGSという番組でスピッツの特集をやっていた。
メジャーデビュー後のアルバム三枚はいずれもヒットしなかった。このまま音楽を続けるためには、意識して「世に受け入れられる」曲を作らないといけない。曲が売れることが、自分たちが音楽を続けられる条件だと。そこで、プロの音楽プロデューザーについてもらい新しいアルバムを作った。そしてヒットにつながったのだと。
好きなことを続けるための努力、そして新たな試みをする決断力と行動力、後の成功はそれらの集大成である。
今夜はスピッツの成功の証といえる1995年の名曲を、「ロビンソン」。