今朝、東北新幹線で仙台へ向かった。人生初の東北訪問である。
8:56、東京発はやて9号。その新幹線に乗るためには品川駅からJRでの移動。きっと朝の猛ラッシュの時間。前日からかなり緊張していた。私はまだその時間の首都圏の通勤列車の経験がない。手の力では曲がるはずのないビジネスバッグが折れ曲がるとか、片足のつま先立ちで十分に立っていられるとか、肘があらぬ方向に曲がったまま一駅が過ぎるとか、いろんな噂を聞いている。毎日満員電車で通勤しているオートクラフトのスタッフからはかなり脅かされていた。
さて、緊張の朝がやってきた。東京駅でゆっくりモーニングコーヒーを飲もうと少し早めに品川駅に向かった。8時過ぎだっただろうか。駅の構内では人並みが洪水のあとの川のように勢いよく流れている。コンコースを歩き、改札を抜け、ホームに降りるまでに、対向からの人と数回ぶつかった。きっと私の流れが不自然だったのだろう・・。
品川駅から東京駅までは並行する4本のJR線が走っている。山手線、京浜東北線、東海道線、総武線。私はホームへ降りる階段のうえからそれぞれのホームの様子を窺った。どうやら東海道線のホームが人が少なそうだ。迷わずホームに降りた。数分でホームに列車が入ってきた。やはり多くの乗客が乗っている。甘かったか・・。
ところが、品川でその乗客がドドっと降りた。乗り込む乗客は圧倒的に少ない。ラッキー!全く混んでいない。隙間を探せば座れそうなほど。その頃、数本向こうの山手線のホームにも列車が到着していた。あちらの乗客は閉まった扉のガラスについた手のひらが吸盤のように貼り付いて真っ白になるほど押さえつけられていた。緊張していた在来線も難なくクリア。
東京駅でコーヒータイムを取り、予定通り8:56の東北新幹線に乗り込んだ。途中、上野で停車。次は大宮。そこで私の隣の席に乗ってきたのはレンジャースのH元さん。そう、ここで待ち合わせしていたのだ。

H元さんが以前からお付き合いのある仙台のランドローバープロショップ「ブリディシュレーベル」さんを訪問するのが今日の目的。H元さんから、「加藤さんに、ブリディッシュレーベルのKさんを紹介したい」と誘われており、それなら一緒に仙台に行こう!ということになったのだ。
大宮からは一時間ちょっと。想像よりもずいぶんはやく仙台に到着。意外に近いという印象。駅に出迎えに来てくださったのはKさんとスタッフのSさん。がっちり握手。
グルっと市内観光をした後、さっそく向かったのは仙台名物の牛タンのお店。焼肉のメニューの中でも大好物の牛タン。いつか、牛タンのためだけでも仙台を訪れてみたいと思っていたほど。地元Kさんのお勧めのお店に直行。
CA3H0951それがこの分厚い牛タン。これまではミリ単位にスライスされたものしか食べたことがなかった。「なんじゃコリャ〜!」と、驚きの美味さ。目的達成、さあ帰ろう!・・・とは言わないが、のっけから仙台に来られたことの充実感を味わうことができた。

ブリディッシュレーベルさんは今日は定休日。我々のためにわざわざ予定を空け、お店を空けてくださった。

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清潔感のあるショールーム

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整理整頓されたパーツ棚

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磨き上げられた床

CA3H0961勉強させられることがいっぱい!そしてKさんは現在でもツナギを着て毎日作業をされている現役バリバリのエンジニア。私など経験もしていない様々な事例を話題にあげてくださるなど、とても充実した時間を過ごした。
それぞれのお店のことなどを話し合いながら気がつくとすっかり日が落ちていた。ランドローバー談義には終わりはない。


CA3H0965さて、帰りの新幹線で駅弁を買うことに。ホームの売店には、4種類の牛タン弁当が売られていた。店員さんに「お勧め」を訊ねると、5分で温まる丼弁当だと。H元さんと二人でそれを購入。最後も牛タンで締め!
この丼は、下半分が加熱剤になっており、紐を引き抜くと直後に加熱が始まる仕組み。カップ酒の熱燗で使われるものと同じかな?とにかく、温かいご飯の牛タン丼が食べられるという優れもの。
素敵な出会いがあり、そして昼夜と大好物をいただけて、たった半日だったが充実の仙台滞在だった。今度はもう少しゆっくり訪れたい。

楽しく有意義な一日をありがとうございました。