クラシック・レンジローバーのリフレッシュを行うにあたり、パーツの供給終了でネックになるもののひとつにフロアカーペットがある。リフレッシュの模様をブログで紹介していると、時々お客さまから「カーペットはどうしてる?」と聞かれる。現実的にはどうもしておらず、つまり、これまでは交換したことがなかった。
現在、オートクラフトでレストアを進めているクラシック・レンジローバーも、実際のところカーペットをどうするのかは具体的に決めていなかった。しかし、もはや「やるしかない」状態。クルマごと自動車内装業者に預ければきっとなんとかしてくれるだろう。しかし、私は、できることならキットで販売したいと考えている。我々のようなショップにお越しいただく機会のない、遠方のユーザーさんにも使っていただけるよう、商品にしたいからだ。
そこで、レイブリックが長年お願いしている内装業者さんに相談し、このコンセプトを説明した。一台目は実車で寸法を合わせる必要があるかもしれないが、最初の作品を作る際に型をとり、次からはカーペットの色だけを指定すれば済むようにできればベスト。

レンジローバーのフロアカーペット製作計画そこで、さっそくレイブリックにある在庫車両の一台の内装をバラバラにし、カーペットだけを取り出した。これを職人さんに渡して型取りを行してもらう。クラシック・レンジローバーのカーペットの特徴は、フロント、リヤセンター、トランクなど、部位ごとにバラバラの構成になっていること。こうして見ると平面のパーツが多い。センタートンネルの部分と、リヤホイールハウス部分だけが三次曲面になっている。このあたりをなんとか克服すればあとはそれほど複雑な形状ではない。と、言うは簡単だが、実際どれほどの難易度なのかは私は知らない・・。職人さん、全国のクラシック・レンジローバーのユーザーさんの未来のために、是非一肌脱いでください。

バラバラになったレンジローバーの内装ちなみに、こちらはカーペットを剥がして抜け殻のようになったレンジローバー。