レイブリック_レンジローバー_リフレッシュプラン_001スタートからおよそ1年、クラシック・レンジローバーのリフレッシュ作業が終わり、ユーザーさんの元に返すことができた。元々、お客さまは関東の方。リフレッシュの最後の仕上げとなった、ナビゲーションの取り付けと車検の継続検査をオートクラフトで行い、一昨日関東でお引渡しを行った。ちょうどその時、私は名古屋に来ていたのでお引渡しにも立ち会えず、またお引渡し直前の完成した状態を見届けることができなかった。写真は、オートクラフト店長の神田が撮影したものをメールで送ってもらったもの。

レイブリック_レンジローバー_リフレッシュプラン_002今回のリフレッシュプランによって勉強できたことは非常に多い。レイブリックの業務は、どちらかといえば日々メンテナンスに追われているのが現状。ユーザーさんがランドローバーと共に過ごされる中で、その先の楽しみを追求するお手伝いができなくなってしまった。10年ぐらい前は、ナビゲーションを取り付けたり、足回りをチューニングしたり、ランドローバーに乗ることがより楽しくなるような提案が確かにできていた。しかし、おかげさまでお客さまが増え、いつの間にかコンディションを維持するための作業に追われるようになってしまっているのだ。

レイブリック_レンジローバー_リフレッシュプラン_003そんな折、今回のように整備の枠を大きく超えたご要望をいただけたことはとても良い機会だった。大きな作業としては、塗装をしなおし、シートのレザーを張り替えた。例えば住宅に置き換えてみる。考えてみれば意外に当たり前のことであるが、水道の蛇口から水漏れしたり、ガス湯沸器が壊れれば直ちに修理をする。しかし、今回行ったことの大部分はその先のこと。外壁のペンキが古くなったり、リビングの壁紙が剥がれたようなもの。最低限生活をするための処置ではなく、より快適に過ごすための+アルファである。

クォーターガラスのウェザーストリップなど、供給が終了したパーツを独自に製作する必要に迫られたもの今回の作業がきっかけである。そして、記事を進めるうちに、徐々にみなさまからの期待も伝わってくるようになった。ユーザーさんには一台のランドローバーを大切に乗り続けていくことの楽しみや歓びを感じていただき、我々はそのための方法に向かって努力することを覚えた。

レイブリック_レンジローバー_リフレッシュプラン_004後世に残すべきランドローバーの代表として、今回はクラシック・レンジローバーが選ばれたわけでが、この経験は必ず他のランドローバーにも活かせること。

塗装業者さん、内装業者さん、ガラス職人、そのほか関わっていただいた全てのみなさん、そして完成まで一年以上も待っていただいたオーナーさんに感謝し、今回のリフレッシュプランはひとまず終了します。
ありがとうございました。