レイブリックがオープンした1996年当初の主力車種は、2ndレンジローバー、クラシック・レンジローバー、ディスカバリー・シリーズ1、そしてディフェンダー。全てのクルマがシャシの基本コンポーネントは同じだった。ディフェンダーだけがタイヤの外径サイズが異なったが、他の車種は同じだった。およそ、737ミリ。255/65R16、235/70R16、205R16。
これらのサイズはランドローバー以外にはほとんど使われておらず、そのため、スタッドレスタイヤを探すのも至難の業だった。現実には、国内で探すことはほぼ不可能に近い状態。輸入タイヤの場合にはシーズン始めに確定オーダーを入れておいた分だけが入荷し、その後追加オーダーをしても年内に間に合わないという状態だった。そのため、レイブリックは先の3サイズだけは夏からしっかりと準備をしたのだった。スタッドレスタイヤと、それに組み合わせるホイールのためだけに貸し倉庫を確保したほど。
2002年の3rdレンジローバーの登場以来、ランドローバーのタイヤサイズが一気に変化しはじめた。255/55R19と255/60R18、一回り大きいサイズだ。更に2005年にはスーパーチャージドが登場した。外径は同じだが扁平率が違う、255/50R20。更に、レンジローバー・スポーツのスーパーチャージドは275/40R20。この頃になると、さすがに205や235の需要は少なくなり、在庫本数も数台分で充分になった。
しかし、トータルでは最低でも6種類のサイズを網羅しておかねばならず、毎年、どのサイズを何本確保するのかが課題となる。正直なところ、ここ数年売れ行きが悪かった。地球温暖化の影響かなあ・・、もうスタッドレスは売れないのかなあ・・、そんな声も自然とあがり、シーズン初めに確保する本数も控えめになっていた。
ところが、今年はなぜだか注文が殺到し、今日まででレイブリックで在庫していたタイヤは全て完売。既にタイヤメーカーも欠品サイズが相次いでいる。それでも、今日もお客さまやお取引業者さんからは在庫確認の電話が何本も掛かってきた。「こんなことならもっとたくさん確保しておくんだった・・」と、嘆いてみてもあとの祭り。それどころか、組み合わせるアルミホイールもサイズによっては底を突いてしまった。これも予想外。なぜ、今年に限って?という疑問がわいてくるのだが、私なりにはまだ結論には至っていない。ランドローバーの新車がたくさん売れたのか、北国の雪の具合が例年と違うのか、はたまたみなさんにボーナスがたくさん出て、冬支度の予算組みが楽になったのだろうか?これからいろんな情報を集めて、この疑問を解決しておかないと来年もまた失敗してしまう。
確かにスタッドレスタイヤの需要は年末にピークを迎える。それでも、例年2月〜3月までポツポツと注文が入り、在庫分がほどよく履けていくもの。それが今年は既に在庫ゼロ。何かの間違いで、ひょっこり生産された、なんとこと?あるわけないよな・・・。


さあ、クリスマス曲にいこう。
私が中学生の時、甲斐バンドのHEROが大ヒットした。私はそれまで甲斐バンドのことを知らなかったので、HEROは純粋に素敵な曲だと思って聴いていたのだが、五つ上の姉は「ん〜、テレビには出てほしくなかった・・・」と嘆いていた。その理由については明言を避けるとして・・・。
そう、そのHEROの大ヒットによって、その少しあとの名曲が私には少し霞んでしまった感があった。しかし、それから10年ちかく経ち、私もサラリーマンになり、先輩に連れられてスナックに行ったときのこと、先輩がカラオケで歌ったこの曲が胸に突き刺さった。それ以来、私の中での甲斐バンドのナンバーワンソングはこの曲に変わった。ただ、私は甲斐さんがこの唄を歌っている姿の記憶はない。
今夜は甲斐バンドで、「安奈」。