smiths探し物をしていたら、引き出しの中からこんなものが出てきた。もちろん、そこにあることは知っていたのだが、もう何年も見ることはなく、仕舞われたままだった。
このSMITHSの懐中時計を買ったのは1995年。そう、ランドローバーに出会い、いっそもっと深く英国にカブれてみようかと思っていた頃でもある。
というか、当時私はMINI1000に乗っていた。クーラー無しの4速マニュアルトランスミッション。とことんアナログのクルマである。そんなMINIに似合う時計といえば、やっぱSMITHSでしょ!という安直な発想だった。ダッシュパネルにホルダーを付け、そこにこのSMITHSをカチャっとはめ込めるようにしていた。
といっても車上狙いが怖いし、かといってまめに脱着をしながら肌身離さず持ち歩くわけでもなく、結局、クルマから降ろして部屋に置きっぱなしになっていた。もっとも、必ず腕時計をしている私にとってはクルマの時計などさほど当てにするわけでもなく、もっぱら格好付けだったわけである。そんな中途半端な格好付けゆえに、毎日のゼンマイ巻きなどするわけもない。

うろ覚えだが、購入したときに1970年代のモノであると聞いた気がする。既に20年前後経ったモノだったのだが、今となってみると30〜40年モノということになる。もしかしたら、私が持っている物質的なアイテムとしては一番の年代物かもしれない。

久しぶりに手にとってみるとなかなか良いではないか。手のひらに吸い付くような丸みと重さ。今でもこれをうまく使いこなす自信はないが、かといってこれっぽっちもお払い箱にする気持ちにもなれない。いつか、私に舶来のスーツが似合う風格を身につけた時には、ポケットにしのばせて粋に取り出してゼンマイでも巻いてみようかな。


昨夜、名古屋に移動した。東京の風も冷たかったが、名古屋も寒い。明日はまたまた雪予報。この寒波が今年の寒さのピークだとのこと。インフルエンザも流行っているようだが、幸いレイブリックもオートクラフトも見舞われていない。ここまできたらあとは気合で乗り切るぞ!