高速上限2000円4月からの高速道路の料金体制が発表された。平日でも上限2,000円。東京〜名古屋を行き来する私にとっては、これはとても大きな意味を持つ。これまでは、特に安いのが週末の上限1,000円、次に通勤時間帯と深夜割引の50%引き。それを念頭に置いて行動していた。普通に走れば23時ごろ到着するところ、途中でゆっくり食事をして24時を回ったとすると、食事代がペイできて更におつりがでるほど割り引かれるのだ。4月以降はそんな必要はなくなる。わざわざ遅くまで高速道路上に留まる必要がなくなるのは体力的に非常に助かる。もちろん、経費の面でも効果は大きい。
ただ、新幹線で移動をすればよいものを、欲をかいて無理にクルマで移動して返って疲れてしまっては元も子もない。更に、やはり事故のリスクもある。自己管理をして、あらゆる面で効率的に動こう。

taiheiyounokisekiさて、今日はレイブリックの定休日。名古屋で過ごし、休息をとった。そして今日は映画を観てきた。「太平洋の奇跡」。
昨年、百田尚樹先生の小説「永遠の0(ゼロ)」を読んで以来、太平洋戦争についてとても深く考えるようになった。何のための戦争だったのか?何が残ったのか?日本人の考え方や敵国となった外国の日本に対する考え方。もちろん、その答えが簡単にでるものではなく、まして答えはきっとひとつではないだろう。しかし、無駄にはしていけないものがたくさんあるような気がしてならないのである。

今日観た「太平洋の奇跡」は、サイパン島での戦いの物語。「1944年、玉砕の島サイパン---。これは、歴史に埋もれた真実の物語である。」、サブタイトルにはこう記されており、私はその「真実」という言葉に引かれて映画館へ向かったわけである。
私が生まれる、たった20年前の出来事である。ほんの少し世界の歯車の何かが狂っていれば、私だってアジア諸国やマリアナ諸島へ出征していたかもしれない。今、普通に生活できているのはただの偶然のようにも感じる。
映画の戦闘シーンは凄まじい。そして生々しい。たった数時間で、両軍合わせて数千人の犠牲者が出たバンザイ突撃のシーンは呼吸をするのを忘れるほど。もし、私のような臆病な人間があの場所に居たなら・・・、想像できない。私のような人間だからこそ、あの時代に生まれなかったのかもしれない。それなら、時代のズレは偶然ではなく、必然だったのかも。
ミスをしなくとも銃弾や爆弾が襲ってくる。戦闘中にミスをすれば簡単に命を落とす。喉の渇きや空腹や病気や、敵がいなくともそこに居ることが既に戦いである。それにひきかえ、私が生きている現代はどうだろう。ミスをしてもタダで済むことが往々にしてある。ミスを繰り返すことさえ簡単に許される。
今は戦時中でないからと言ってしまえばそれまでだが、当時の人間も現代の人間も命は同じようにひとつである。

今日の映画館、封切直後とあってかなり混んでいた。私は開演間際の予告編の時間帯に席についた。なので既に暗く周辺の様子は見えなかった。映画が終わって灯りが点き、私は驚いた。ご年配の方が非常に多かったからだ。私よりも「戦争」を近い位置で感じてきた世代の方々である。ご自身とは言わないまでも、親や肉親の方が戦争経験者かもしれない。私は、その先輩方を直視できなかった。泣いている方がいるように見えたからだ。
戦争についてさらに深く考えさせられた瞬間だった。

辛い映画だが観てよかった。