レンジローバー1オートクラフトのどこか奥底から大変なモノが出てきた。日本に正規輸入される以前のレンジローバーの英語のカタログである。きっと、会長が当時のローバージャパンに在籍中に何気に入手したものがひっそりと残っていたのだろう。
2ドア、三角窓、4速マニュアルトランスミッション、これらの条件から推測するに、1980年代前半までのカタログである可能性が高い。まだ私がレンジローバーに関しては、「言葉」でしか知らなかった頃のカタログである。雲の上どころか、大気圏の外だった頃である。高くて買えないとか輸入が難しいとか、それ以前で、正直にいえば、知識も興味もなかった遠い彼方のクルマであった。
もし、もしも今、このクルマが新車で買えるなら、迷わずオーダーする人は私以外にもきっといるだろう。

レンジローバー2さて、このカタログ、もちろん「RANGE ROVER」が見られるだけで興奮するのだが、カタログの作り方の工夫がこれまた溜息が出るほど粋なのである。表紙と裏表紙、そして1ページ目の折込部分が全て連続していて、開くとフロント部分が大写しになっている。この部分だけでもポスターとして部屋に貼っておきたくなるほど。

レンジローバー4これは、カタログのちょうど真ん中。ご覧のように、広いロードスペースがアピールされている。個人的には、トリムで隠されていないボディー色のままも内装パネルが美しいと思う。それは置いておいて、カタログとして面白いのは、このページの中心から左右のページそれぞれを外側に開くと、この景色の前の部分、つまりダッシュボードが大きく横たわる写真に展開すること。そこへの持って行き方が憎らしいほど。

レンジローバー3いやあ、素晴らしい。そして美しい!ルーブル美術館に展示されるはずである。

カタログをもっと見たい方は是非オートクラフトに遊びに来てください。