カーナビゲーションの装着率はクルマ全体のどれぐらいだろう。詳しい数字は知らないが、印象的には半分以上のクルマに装着されているように思う。
昨日、あるカーナビゲーションのメーカーに勤める知人と会った。震災後、ナビゲーションに関しては、これまでもさまざまな噂が届いている。新車装着製品が既に間に合っていないとか、国内の半導体は8月に底が尽きるとか。昨日知人から直接聞いた話もそんな内容だった。
「ゴールデンウィークはずっと休みですか?」「そうですよ、どうせ商品がなくて仕事になりませんから。」
こんな内容から始まった。
そのメーカーはフル稼働とはいえないながらにも未だ生産は続いている。しかし、生産に使っている材料は震災前からの在庫分。震災後の供給には目途が立っていない。そして、このペースだと6月には材料がなくなるとのこと。

ナビゲーション本体だけではなく、周辺の材料も不足しているように感じる。4月にオートクラフトで作業を進めていたナビゲーションの取り付けだが、接続のための延長ケーブルなどの小物の入手に苦労をした。メーカーに問い合わせても「納期未定」だと。理由は聞かなかったが、この時期に納期が分からないということは、きっとなんらか震災の影響を受けているのだと察した。そして、ネットで探し回って店頭で在庫されている現品を確保した。そんなパーツがたった何件かの取り付け作業で既に数点あった。今後、更に深刻化しそうな雰囲気もある。


しかし、日本国内全てでナビゲーションが足りなくなることにはならないようだ。別のメーカーでは材料や生産をはじめからアジアなど海外で行っているところもある。それらのメーカーでは震災後もこれまで同様に輸入が行われている。なので、大掛かりな取り付け作業を伴わない、いわゆるポータブルタイプなら今後も入手できるのではないかと思う。
いずれにしても、お盆の帰省など、夏休みのレジャーに向けてナビゲーションの購入を考えられている方は少し早めに準備されておいたほうがよいかも。