レンジローバー_クラシック車検整備でレイブリックに入庫した一台の1994年モデルのクラシック・レンジローバー。実走行で57,731km。2年前に車検で入庫してくださったときの走行距離は54,250km。2年間の走行距離は3,481km。関西のお客さまなので、レイブリックへの往復だけでも数百キロ走っている。
この距離だけを見れば、レンジローバーを走らせることよりも、所有することに歓びを感じていらっしゃるかのよう。もちろん、オーナーであるという事実だけでも充分な満足感は得られる。しかし、真実は異なる。

このレンジローバーとオーナーさまの関係は、以前私が担当させていただいたWEB版フォーバイフォーマガジンのコラム で記事にした内容。
コラムを読めば理解していただけると思うが、決してオーナーさまの所有欲だけのためのレンジローバーではない。もうずぐ訪れる本当のデビューに静かに備えている段階なのである。
クラシック_レンジローバー今回の点検でも特に悪い箇所が増えているわけではなかった。エンジンルームも2年前と変わらず整然としている。2年間の走行距離からして、消耗品の磨耗や劣化が極端に進むこともない。しかし、足回りでゴムパーツでヒビ割れが発生している箇所があった。リヤアクスル、A−アームのボールジョイントのブーツに亀裂が入っていた。もちろん、これは交換し、完璧な状態を維持。そのための車検整備である。

数年後に訪れるレンジローバーデビュー、いや、オーナーさまとの新たなスタート地点。そして、全国各地へと、どこまでも快調に走り続けてほしい。


曲にしよう。
既に今日のタイトルにしてしまったが、ブログを書きながら、オーナーさまのご自身の人生への想いと、その壮大さに時間が止まるかのような錯覚を覚えてしまった。松山千春さんの「人生の空から」は、もちろん何かを比喩しているのかもしれないが、とても短くシンプルなラブソングに聞こえる。
ただ、この曲のタイトルが実に深く、そして重みを感じる。「人生の空から」と書いて「たびのそらから」と読む。オーナーさまご夫妻がレンジローバーに乗って遠くまでどこまでも、街も山も高原も海岸も、そんな様を想像したらふとこの曲のタイトルが頭に浮かんだのだった。
今夜は、松山千春さんで「人生の空から」。