WINDSTORM2_SS数ヶ月前から打ち合わせを進めてきた新サイズのアルミホイールのデザインが決定した。従来のレイブリックオリジナルホイール「WINDSTORM」のディテールをあえて残したデザインであり、ネーミングも「WINDSTORM2」に決定している。
従来のWINDSTORMのサイズラインアップは、9.5J×20-オフセット53mmと、8.5J×19-オフセット51mmの二種類。20インチはリム幅9.5インチで、これは本来レンジローバースポーツの275/40R20のタイヤを想定したもの。レンジローバー・スーパーチャージドもリム径は20インチなのだが、純正アルミホイールのリム幅8.0インチ。255/20R20のタイヤには9.5インチ幅のホイールは若干広い。それに、フロントフェンダーからのはみ出し具合もギリギリである。
そんな経緯があり、19インチを作ったときにはリム幅を8.5インチにし、オフセットも綿密に計算して51mmに決定した。そして、今回、同じコンセプトの20インチ版を作ることになった。オフセットはWINDSTORM19インチと共通の51mm。リム幅は0.5インチ広げて9.0インチ。19インチよりも内と外にそれぞれ1/4インチ(6.35mm)広くなるが、サスペンションやフェンダーとのクリアランスは充分確保できる。

ホイールを製造する際には金型を作る。内側の型、外側の型、リムの型、さまざまな型を作ってそれを組み合わせてひとつのホイールの型となるのだが、デザインが変わらなくても、サイズが異なるごとにほとんどの場合で金型を作り直す必要がある。前回作った型がたとえひとつでも流用できれば、その分コストを下げられる。しかし、リム幅やオフセットが異なることで、ディスク面となる表面の彫りの深さなどが変わることもあり、たったそれだけのために同じデザインであっても結局別の型が必要になる。
今回もそのパターンで、どうせ型を作り直すなら、デザインそのものも見直そうということになったわけである。このホイールサイズはレンジローバーVOGUEやディスカバリー4にベストマッチ。255/50R20のタイヤに合わせたサイズだ。特に冬場、レンジローバー・スーパーチャージドにスタッドレスタイヤ用のためにはやはり必要になるサイズである。仮にレンジローバー・スポーツでも、255/45R20サイズを選べばこのホイールが適合する。

WINDSTORM2_BPカラーはWINDSTORM同様、スパークルシルバーとブラックポリッシュの二本立て。これで、19インチと20インチの二種類、合計三種類のサイズが用意でき、それぞれに2色を設定。レンジローバーVOGUE、レンジローバー・スポーツ、ディスカバリー4、ディスカバリー3各車に適合するサイズが充実することになる。

生産は6月から始まる。まずは設計図どおりの試作品が作られる。それを使って、実際に各車両に装着テストを行う。サスペンションやブレーキなどへの干渉がないことを確認するためだ。そして強度テストのために破壊試験が行われる。それをクリアした後に量産に入る。
ちなみに、試作品は4本は作ってくれない。強度テストをクリアしていないホイールが、何かの間違いで車両に取り付けられて走行することを防ぐためだ。

デリバリー開始の目標は10月末。スタッドレスタイヤシーズンには十分間に合う予定で進んでいる。