夜、オートクラフトと深く関わりある自動車関係の団体の会合に出掛けた。大橋会長も一緒に。
集まったメンバーは8人。つまり飲み会なのだが、私は残念ながらお酒が飲めないので、乾杯のビールを一口だけいただき、その後はウーロン茶。よく「燃費がいい」と言われるが本当にそうで、一口のビールで十分に顔が赤くなる。今日は二次会はなかったが、カラオケに行ったときなどは真っ先にマイクを掴む私に「よくシラフで歌えるなあ」と皆は言う。しかし、ずいぶん前に飲み込んだ一口の効果がまだ持続していたりして、決してシラフではないこともある。
大橋もほとんどお酒は飲めず、いつも私と共にウーロン茶を飲む。そんな大橋が今日はグラスワインを2杯も飲んだ。私の一年分のアルコール摂取量に匹敵するかも。冗談じゃなく。
今日の8人、席が遠くの方とは話ができなかったが、分かっているだけで半数以上が東北出身。福島、宮城そして青森。東京よりも西の人間は私だけかも。今日のメンバーに限らず、東京は東北出身の人がかなり多い印象だ。
大橋は普段から福島弁だが、それでも東北人が集まると更に自然に語尾が変わる。きっと私も名古屋に居るときと言葉が違うんだろうなあ。大橋がこんなことを言っていた。「最近、福島弁をよく聞くよ」と。テレビで頻繁に報道される福島第一原発周辺でインタビューに応えているシーンのことである。福島出身の大橋にとっては今も続いている惨事は他人事ではない。

大勢の人が集まると、地元ネタは挨拶代わりである。更に昔話や、年代別の話題へと広がりコミュニケーションが深まる。
全体的にはそんな他愛もない、つまりは楽しい時間を過ごすだけが目的の会合なのだが、同業他社の集まりゆえに、それぞれの組織の話題にもなる。あるメンバーの企業は、輸入大型トラックの販売整備をされている。経営は息子さんに任せ、ご自身は会長職に就かれている大先輩である。我々乗用車の事業内容とは、媒体のサイズが桁違いである。釣り船とタンカーのようなもの。私は、トラック業界に対して抱いていた疑問を素直に投げかけた。
「私は、学生時代からクルマが好きで、仕事で整備を覚えて、とにかくいつもクルマに触れていたいと思ってこの仕事に就いた。では、トラックの整備に従事されているみなさんは、トラックが好きなのですか?それとも・・・」
それとも、仕事として割り切ってなどと続けようとした私の言葉を遮るように、その方は既に大きく頷いていた。「好きなんですよ!」と。目が「当たり前じゃないですか!」と言っていた。
好きなことだから、好きなモノに携わっているから、そういう人たちの集団だから大きく強い組織として成り立っているのだ。当たり前のことである。
およそ2時間の会合は、私の疑問の解決とともにお開きになった。なんだかスッキリ!こういう食事は美味しい。楽しく有意義な時間をありがとうございました。

今朝、品川のマンションでひとりで朝食をとりながら聴いた曲があった。あとで思えば、とてもタイムリーな曲だった。故郷のことをこんなふうに唄えるっていいことだなあ。
今夜は、だっぺズとナンバーザで、「予定 〜福島に帰ったら〜」。