現在オートクラフトで納車整備中のUSEDクラシック・レンジローバー、メカニックが点検中にウインカーが点かないことに気がついた。あれ?この前は点いていたのに、今は点かない。スタッフ同士でそんな会話があり、どうやら状況が不安定なことだけは明らか。
そんなやりとりのあと、私も状況を確認してみることに。メカニックの報告どおり、ウインカーは点かない。ハザードも点かない。まずはダッシュボート内にあるフューズを点検。切れていない。次に、エンジンルームにある、もう一段階前のフューズを点検。こちらも切れていない。そしてふと見るとハザードが点滅している。あれ?いつの間に復活していたのかな。エンジンルーム内のフューズを触っているときに復活したのかな?そのあたりをゴソゴソ触ってみても状況は変わらずハザードは元気に点滅している。
DSC_0196車内に戻って一度ハザードのスイッチをオフにした。そして再びオンにしてみると、あれ?また点かない。本当に不安定だ・・・。電気は異常を示しているときがトラブルシュートのチャンス。配線図を取り出して、各部の電圧の点検からスタート。供給電源となるフューズ付近で電圧をチェック。しっかりバッテリー電圧が届いている。
すると、あれれ?またウインカーが点滅している。フューズボックスを触ったからかな?あえて強く揺すったり工具でコンコン叩いてみると、ウインカーは作動したり止まったりした。いよいよ怪しい。
気がつくと、ウインカーを点滅させるためのフラッシャーリレーがすぐそこにあった。フューズボックスに直接差し込まれていたのだ。そして、カチカチ音たてたり、またしなくなったり。リレーの内部が悪いのかとリレーを触ると、その瞬間にも点滅作動が始まったり止まったりした。
DSC_0193電圧や抵抗値でトラブルシュートを進めようと思っていた矢先に、偶然にも原因にたどり着いてしまった幸運な事例である。怪しいフラッシャーリレーにその根拠を見つけようと、リレーを分解してみた。すると、基盤の半田付けされている部分が黒く焦げていた。やはりこれは正常ではない。基盤の各部にテスター棒を当てて抵抗値を点検すると、はやり怪しい部分がある。ご納車後に再発してしまってはいけない。重要な部位なので迷わず交換。
ご納車前に見つかってよかった〜。