商品車の整備でウインカーランブのバルブを交換しようとしたところ、あるはずの「ツマミ」が折れてしまっていて爪が外れない。小さなマイナスドライバーを使って何とか取り外したが、このまま再び組み付けてしまっては、次回も同じことの繰り返し。
しかし、ランドローバーは、配線のコネクター部分だけの部品供給がない。私が経験した車種では、国産車もドイツ社も、パーツリストにちゃんとコネクター部分だけが載っている。なので、例えば、板金修理で、ヘッドランプの裏側のコネクターが潰れていてしまっても、その部分だけを交換することができる。
コネクター単位のパーツ供給がないランドローバーでは、例えば、こんな場合にはワイヤーハーネスASSYという大きい単位になってしまう。

こんな時のために、我々は中古パーツの源となる「部品取り車」を持っている。なんらかの事情で走行不能になってしまった車両などなど・・・。旧車マニアの方で、土地に余裕がある方ならこんなふうに数台の部品取り車両を確保されていることも珍しくないだろう。
整備を進めていると、過去の整備の誤りなのか、左右対称の場所にも関らず異なるデザインのネジが使われていたりすることが多々ある。そんな時には、部品取り車から同じ位置のネジを取り外してきて統一させる。

3f6ff88c.jpgさて、今回の目的はコネクター。同じ場所を見に行くと、残念ながら完全な状態では残っていなかった。雨水が当たる位置なので、樹脂の劣化が早いようだ。同様に破損していた。ただ、爪部分が全くなくなっているわけではなく、かろうじて半分ぐらいは残っていた。(写真右。左側は整備中の車両から取り外した、爪が完全に折れてしまったコネクタ)
c23eef64.jpgとりあえず、これなら機能はしそうだ。正常なものが見つかるまで、とりあえずこの中古パーツを組み付けておこう。しばらくいろんな車種の部位に目を光らせ、同じ形状のコネクターが使われている部分があるか注意しておこう。