先日、ディスカバリー4ユーザーのお客さまから電話でこんな質問があった。
ナビゲーション画面のトップページに「セキュリティー」という項目があるが、いったい何なんだろう?と。お伺いするところによれば、取扱説明書にも紹介されていないようだ。

DSC_1094ナビゲーションを含むこのディスプレイシステムは、おそらく2010年モデル以降の、いわゆる5.0リッターモデルに共通で採用されているものなのだろうが、恥ずかしながら、レイブリックとオートクラフトではそんなに新しい社有車はない。商品自動車をあちこち見ながら勉強はするものの、隅から隅まで見られていたわけではなく、勉強不足の項目で、私自身そこに「セキュリティー」ボタンがあることすら気にも留まっていなかった。

お客様には宿題にさせていただき、電話を切って調べてみた。
まず、お客さま同様、取扱説明書を捲ってみた。はやり見つけられない。取扱説明書に載っていない機能?例えば、ディーラーサービスだけが使う何か?とか・・・。
「セキュリティー」ボタンを押すと、暗証番号を指示される画面に移る。これを適当に押してよいものかどうか?いよいよ判断がつかず、正規サービス工場の方に電話で聞いてみることにした。

「ランドローバーではやったことがないですが、きっとジャガーと同じだと思いますよ。」とのご回答。ジャガーと同じとは・・・。その部分を説明していただいた。
ジャガーの場合、この画面で「任意の4桁」を入力する。そうすることで「セキュリティーロック」が掛かる。それは、トランクとグローブボックスにロックを掛けられるもので、例えばホテルやレストランで他人にクルマを預ける場合などで使用する。解除するまでは、リモコンロックでドアは開け閉めできても、トランクとグローブボックスは開けられないわけだ。
「なるほど!一度こちらで試してみます。」と電話を切った。

さっそくディスカバリー4に乗り込んでテスト。
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ここで、任意の4桁を入力する。確認のため、二度同じ画面が出る。そして、二度同じ4桁を入力し終わると、

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「セキュリティーロック」が設定される。
クルマから降りてリヤゲートの開閉ボタンを押してみると、やはり無反応。開かない。室内に戻ってグローブボックスは、こちらはジャガーと異なるようでロックは掛かっていなかった。

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再び、設定で使った4桁の数字を入力すると、「セキュリティーロック解除」となる。

ディスカバリーの場合、いくらリヤゲートのロックが開かないとしても、トノカバーで遮られているだけでロードスペースへは車内から容易にたどり着くことができる。なのであまり意味がないかも・・・。
ジャガーと同じく、グローブボックスにその機能を残しておいてくれれば利用価値があっただろう。
取扱説明書で紹介されていなかったのは、つまりディスカバリー4では「あまり利用価値がない装備」と判断されたのかな?と個人的には感じた。
レンジローバー・スポーツはきっと同じシステムだろう。レンジローバー・ヴォーグはどうだろう。触れる機会が訪れたら試してみよう。