IMG_2851地域性なのかな?オートクラフトでは時々ホイールの色を塗り替えられるユーザーさんがいる。レイブリックのお客さまの中で、ホイールの色を替えられた方は私の記憶では16年で数人だけ。しかし、オートクラフトでは、私が東京に来てまだ二年足らずのうちにおそらく5人以上の方がホイールの色を変更されてきた。リム部分に傷が付き、修正のついでに色を変更という場合もあるが、中古車を購入していただいたタイミングでお好みの色に塗装したこともある。

そこで、私が感じる「地域性」の話を。
かつて私が愛知県のトヨタディーラーに勤務していたときにこんなことを感じた。営業をしていると人気の色やグレード、オプションを聞かれることが多かった。「人気」=「無難な選択」、これを選んでおけば間違いない!そんな観点で色やグレードを選ばれる方が多いと感じていた。
これは笑い話ではなく、名古屋地区では実際に起きていた現象なのだが、交差点で鉢合わせになった4台の乗用車が、全てスーパーホワイトのマーク2・グランデだったこともあった。

1992年に輸入車を扱う拠点に異動になり、その後は時々愛知県外の販売店の方と接する機会が増えた。そして地域によって売れる色やグレードに差があることを知った。その時も感じたことだが、関東のユーザーさんは実態上の人気よりも、自分自身のニーズを優先される傾向にあるように感じた。名古屋感覚の私の目には「へえ!その色の組み合わせが売れるんだ!」と、驚くこともあった。

やがて、ランドローバーを扱うようになって、名古屋に居てもそんな印象は幾分薄れていった。ランドローバーを選ぶこと自体が「無難な選択」ではないからかもしれない。それでも、私も例外ではなく、ランドローバーはノーマルが格好いい!と、長い間思い続けてきた。過去にレイブリックで開発してきたマフラーやホイールなどは純正然としたデザインを採用してきたのもそんな理由があるからだ。オリジナルホイールの「ウィンドストーム」に、シルバー以外の「ブラックポリッシュ」を追加したのも、その決断にはかなりの勇気が必要だったほど。
予断だが、レイブリックでは未だかつて22インチホイールを販売した実績はない。

今日は、ホイールの塗装に触れた話題だったが、オートクラフトには塗装設備がある。単に板金修理をするだけでなく、ホイールの塗装をはじめ、ユーザーさんの個性を生かすことができるような様々な提案をしていきたい。