私は中学時代の3年間でおよそ30cm身長が伸びた。そして成長期のスポーツ障害(なのかな?そう聞いてきたが)であるオスグットシュラッターという膝痛で悩まされながらその後も成長してきた。
膝の下にポッコリとコブができ、何かが軽くぶつかるだけで激痛が走る。立っていれば目立たないが、座ったりして膝を曲げると、そのコブは余計に飛び出てあらゆるものに触れやすくなる。指で軽くコンコンと叩くだけでも痛い。
大人になるにつれてその痛みは柔らいではいったが、完全に解放されたわけではなく、自分なりには爆弾を抱えている感覚のまま今日まで過ごしてきた。もっとも、普段の生活では何ら問題はない。それでも、この爆弾とは生涯付き合っていかなければならないという不安感から逃れられたことは一度もない。

まだ、私がゴルフを始める前だったと思うが、テレビで女子プロゴルファーが左足首の怪我と闘っているドキュメンタリーを見たことがあった。彼女は足首だったが、それが左膝の人もいれば、腰の人もいる。ゴルフは人間の体にとっては想定外の捻転を繰り返すスポーツだと言っていた記憶がある。なので、その人の弱い部分に負担が来るのだと。
何年か前、当時世界ランク1位のタイガー・ウッズ選手が左膝の手術をした。以前に見たテレビを思い出しながら、タイガーは膝だったか・・・、と、思った。

私の場合、元々腰が弱かった。1996年にレイブリックを始めてまだ数年は、私も作業服を着てほぼ一日中整備を行っていた。というか、最初はメカニックは私一人だった・・・。特にしゃがんでする作業が多いと、翌朝は腰が痛くてベッドから起き上がれず、上半身を自分の手で持ち上げるような不可解な動きをしながらゆっくり立ち上がり、数時間かけてようやく普通に動作できるようになっていた。宮原が入社して仕事を覚えるにつれ、その後もメカニックが増えたことで私の腰への負担は減り、腰痛とも疎遠になった。
ゴルフを熱心に始めたのは2004年の秋。そして、再び腰痛が現れだした。年齢のせいもあるだろうし、寒さの影響もある。毎年、冬が近づく頃にはクラブが振れないほどの痛みに悩まされ、そのたびに東洋医学と西洋医学を使い分けながらなんとか凌いできた。
しかし、ここ数年は落ち着いている。オートクラフト事業を始めてからあまりゴルフができなくなったことが大きな要因だろうが、たまのゴルフでは、以前のように力まなくなったのは事実であり、腰に無理な力が掛からなくなったのだと自己分析している。とにかく腰痛はほとんどない。
その代わりなのか加齢のせいなのか、左膝に違和感を感じるようになった。オスグットシュラッターの膝のコブのあたりというか、コブの裏のほうというか、そのあたりに、ゴルフ漫画「風の大地」風に言えば、泡立ちのようなものを感じることが増えた。痛みまではほど遠いが、ここ1年ぐらいなんだか嫌な緊張感が続いていた。
それが、昨夜、ついに顔を出した。しゃがんだ拍子にカクッっとなり、同時にズキンっと痛みを感じた。その後は、じっとしていれば大丈夫なのだが、しばらく座っていて立ち上がるときなど、痛くて膝を伸ばせない。
今日は朝からそんな状態で、階段の上り下りも慎重にならざるを得ないほど。原因がゴルフのつけにしろ、加齢にしろ、日常業務に差し支えるようではマズイ。自然治癒力に頼るべきなのか、あるいは治療などが必要なのか、その判断だけは早めにしておいたほうが良いと思い、今日の夕方、さっそく病院に行ってきた。

BlogPaint出かけた先はいつも腰痛の時にもお世話になっている、レイブリックのお客さまでもある先生のもと。診察台の上で膝を曲げたり伸ばしたり捻ったり、コブの周辺を指で押したりして症状を特定していくのだろう。もちろん、レントゲン検査も。そして結果は、骨の異常など深刻な状態ではなく、しばらく安静にしていれば痛みはひくだろうという診断。念のため、痛み止めとシップ薬を多めに出してもらった。
しばらくはゴルフの素振りも中止だな。今後、仕事に差し支えたり、長い間ゴルフができなくなることを考えれば、何日か何週間か安静にしているのは容易いことであり、なにより不可欠なこと。
3月20日にはレイブリックのお客さまを招いてのゴルフコンペが控えている。事前に練習もしたいところだが、焦る気持ちをグッと抑えて回復に努めよう。