IMG_2280レイブリックに来店していただいたお客さまから、「加藤さん、見てください!」と呼ばれた。ご自身の3rdレンジローバーの元に行き中を覗くと、見事にダッシュボード内に社外のナビゲーションが収まっている。どこかのプロショップにお願いしたわけでもなく、ご自身で取り付けをされたとのこと。
ダッシュボードの分解から、もちろん電気配線も、資料のないところから手探りでチャンレンジされたそうだ。これは素晴らしい!出来ばえもそうだが、ご自身で挑戦されたことがスゴイ!2ndレンジローバーなどではオーナーさまご自身で修理やカスタマイズをされている例は多い。しかし、3rdレンジローバーとなるとあらゆる面で難易度が上がる。今回のオーディオ&ナビゲーション交換作業もそうだが、私たちもそれまでの感覚で取り掛かると戸惑うことがかなり多かった。

個人的には、3rdレンジローバーが「今が旬」だと思う。デビューから10年が経ち、初期のモデルなら車両価格もかなり下がってきた。走行距離が多いクルマも増えていて、10万キロをオーバーしたものになると価格も一気に安くなる。私なら、そのあたりを狙うだろう。距離に応じたメンテナンスさえ怠らなければ、10万キロなんぞほんの通過点にしかすぎない。
これはセールストークにも活用している台詞だが、英国の場合、距離表示はマイルである。つまり100,000km走っているクルマが、もしマイルメーターならおよそ62,500mileで、そこには日本市場が感じているような大きなハードルはないはず。仮に70,000mileになっても同様で、キロメーターに換算すればおよそ112,000km。英国のランドローバーファンが70,000mileの中古車を敬遠するとはとても思えない。やはり、100,000kmは驚くに値しない距離だと私は思う。
故障や修理費用のリスク面からも、60,000mile(約96,000km)と70,000mile(約112,000km)で大きな差はないだろう。クラシック・レンジローバーのように、パーツの供給体制を心配することも当分ないだろうし。

買いやすくなったレンジローバーで、思う存分楽しむのは充分アリだと私は思う。