DSC_3077こんな写真では車種が分からないと思うが、これはディスカバリー3。フロントバンパーとヘッドライトを取り外して、その前にしゃがみ込んで何をしているのかというと、ウインドウォッシャータンクの漏れを修理しているところである。
2006年にデビューしたディスカバリー3だが、直後からしばらく同様の漏れが続いた。新車登録から3年以内の場合はワランティーで新品交換してもらえたのだが、(運悪く)3年を過ぎてから漏れ始めたクルマもこれまで何台か見てきた。そんな場合、ユーザーさまのご負担を抑えるため、レイブリックでは修理で対応してきた。
おそらくどこかの時点でパーツが改良されたのだろう、最近はこの修理がめっきり減っていたのだが、久しぶりにポトポトと漏れるディスカバリー3が入庫した。
漏れは、リザーバータンクの形成時の継ぎ目から発生している。しっかり着いていなかった継ぎ目に亀裂が入るような格好だ。修理の方法は、その亀裂を溶着することで行っている。別のリザーバータンクから切り出した同じ素材の樹脂辺を、半田鏝を使って溶着していく。バンパー内にすっぽりと隠れてしまう部分なので多少加工部分が歪になったとしてもご愛嬌!そうはいっても、見えない部分でさえかっこよく仕上げたくなるのがメカニックの性分である。
DSC_3078半田鏝を当てている最中には声を掛けられないほど真剣な顔つきになっているのはレイブリックの宮原メカニック。ごつい手をしている割に、こういう小細工が得意な男なのである。