以前、高速道路を走行中にこんな出来事に遭遇した。
走行車線を走っていた私はトラックに追いつき、追い越しをかけようと右側の車線に移った。その時、トラックが左右にふらついたような気がして、なんとなく嫌な感じがしたので追い越しをかけずに、逆にアクセルを離してトラックとの距離を少し広げた。
次の瞬間、トラックの右前輪がバーストし、タイヤからは破片が飛び散った。トラックは大きく蛇行し、なんとかコントロールしながら路肩に寄っていった。その様子を斜め後ろから見ながら、そして抜かしていった。幸い事故にはならず、タイヤの破片による傷などの被害もなかった。

トラックのバーストの原因はなんだか分からないが、タイヤ空気圧の異常な低下が原因であることも考えられる。アメリカではずいぶん前からトラックに義務化されているのかな?日本でも近くそうなるのかな?タイヤの空気圧をモニタリングするシステムがあるのだ。ホイールの中にセンサーを仕込んでおいて、情報を電波で飛ばすというもの。それによって、空気圧の異常を早期に発見し、スタンディングウェーブ現象によるバーストを未然に防ごうというもの。
もう数十年まえだったか、私が初めてそのシステムが付いたクルマをみたのはポルシェ928だった。無線で飛ばすなどという技術があることに驚いた。そしてF−1の中継では解説の河合さんが「パンクチャセンサーが・・・」と叫んでいたのも同様のシステムだろう。

何年か前に市販品を見つけた。実際に鈴鹿サーキットでスポーツ走行をするときなど、とても重宝するだろうと思ったが、とても高価なものだったので二の足を踏んだ。高価だったのと、見つけた商品は表示ユニットのデザインにセンスが気に入らなかった。それこそ(たぶん)F−1の絵が描いてあって、ちょっとオモチャっぽく感じた。

DSC_3129今回見つけたものはそのあたりが改善されている。価格も手が出ないほどでもないし、デザインもシンプルで全く問題ない。高速道路でタイヤがバーストしてしまったお客さまの話を聞いたこともあるし、実際に入庫したランドローバーを見れば、その衝撃の大きさは想像するに恐ろしすぎるものだった。高速道路でのバーストなど、できれば永遠に経験したくない。自爆事故が嫌なのは当たり前だし、近くを走行している他車を巻き込んで迷惑をかけてしまったら最悪である。
そろそろパンクチャ・センサーの装着を検討しようかな。