DSC_3183「ウィロー」、これは1996年モデルで登場したランドローバーのボディーカラーの名称。これは名古屋特有の現象だったかもしれないが、冗談ではなく「ういろう」と発音する人も多かった。笑
ディスカバリー・シリーズ1では通常モデルでの設定があった色だが、2ndレンジローバーではオートバイオグラフィーという限定車の専用カラーとして発売された。150台限定で発売されたオートバイオグラフィーは、このウィローとブリティッシュレーシング・グリーンの2色から選べた。150台の内訳が真っ二つの75台づつかどうか、確かなことは知らないが、私はこのウィローのほうをよく見る気がする。
いずれにしても、どちらも迷うほど魅力的なカラーである

この年式は塗装が弱い。この頃のほとんどのランドローバーが、このようにクリヤ塗装が逝かれてしまう。少しなり始めると留まりようはなく、どんどん侵食(?)が進んでゆく。今回レイブリックに整備で入庫してしていただいたお客さまもボンネットとルーフだけ再塗装を行うことになった。現在外注の塗装工場で作業の真っ最中。ウィローが艶を取り戻して帰ってくるのが楽しみだ。

日本では「ウィロー」と名付けられていたが、英語では「 Willow Green 」と表現されている。実際には茶というかゴールドというかとにかく微妙なカラーで、緑と呼ぶには無理がありそうな気がする。ところで「Willow」とは?辞書を引くと柳の木のことをいうらしい。「柳色の緑」、モスウッド・グリーンの「コケ」もそうだが、日本人の発想ではとてもクルマのボディーカラーの名称にはならないだろうな。そしてランドローバーの場合には、こういった微妙なカラーがとてもよく似合う。